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2025年9月18日 20:03

小笠原慎之介の直近登板レポート|アトランタ・ブレーブス戦で1回3失点、次戦への修正点

xhatenaline

stadiumNationals Park
2025年9月18日 5:05~8:00
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ATL0000041139160
WSN0000300014100
投手
Hurston Waldrep 53失点Dylan Dodd 1/30失点Hunter Stratton 2/30失点Pierce Johnson 2/30失点Dylan Lee 1 1/30失点Dane Dunning 11失点
Brad Lord 5 1/32失点Clayton Beeter 2/32失点Sauryn Lao 22失点Shinnosuke Ogasawara 13失点
野手
1番:Jurickson Profar (LF)2番:Matt Olson (1B)3番:Ronald Acuña Jr. (RF)4番:Drake Baldwin (C)5番:Ozzie Albies (2B)6番:Ha-Seong Kim (SS)7番:Michael Harris II (CF)8番:Marcell Ozuna (DH)9番:Nacho Alvarez Jr. (3B)
1番:James Wood (DH)2番:CJ Abrams (SS)3番:Josh Bell (1B)4番:Daylen Lile (LF)5番:Luis Garcia Jr. (2B)6番:Dylan Crews (RF)7番:Riley Adams (C)8番:Robert Hassell III (CF)9番:Brady House (3B)

最終回に上がった小笠原が被安打5で1回3失点、反撃の気配をつかめず。

Q
試合はいつどこで行われ、小笠原はどの状況で投げたのか?
A
現地2025年9月17日16:05開始(日本時間9月18日5:05)、場所はワシントンD.C.のナショナルズ・パークである。小笠原は9回に4番手としてマウンドに上がった。観客は14,420人、試合時間は2時間55分である。
Q
小笠原慎之介の投球内容はどうだったのか?
A
8人と対戦し、球数18でストライク14。1回5安打3失点、1奪三振、与四球0であった。この登板後の防御率は7.41である。
Q
9回の失点はどのように生まれたのか?
A
先頭のプロファーを空振り三振に仕留めた直後、オルソン、アクーニャ、ボールドウィンに3連打で満塁。アルビーズの中犠飛で1点、続くキム・ハソンに中前2点打でさらに2点。ハリスに安打を許したが、最後はオズナを左飛に打ち取った。
Q
試合の流れと勝敗の分かれ目はどこか?
A
ナショナルズは5回にクルーズ、ハッセル三世、ウッドの適時打で3点先制。しかし6回に4失点で逆転され、7回オルソンの本塁打で1点、8回も追加点。9回に小笠原の回で2点が入り、9-4で敗れた。
Q
次へ向けた明るい材料や課題は何か?
A
初球ストライクは8人中7人で87.5%と高い。先頭打者を三振で仕留めた点は良い材料だ。課題は序盤の3連打のように、甘い球を続けないことだ。コース配分と球の高さの管理が鍵である。

初球ストライクで攻めたが3連打と犠飛で流れを失い、終盤の追い上げに乗れなかった。

導入
現地9月17日、ワシントン・ナショナルズ対アトランタ・ブレーブスの4連戦最終戦は、ナショナルズ・パークで行われた。開始は16:05(現地時間)、日本時間では9月18日5:05である。試合は9-4でブレーブスが勝ち、カードをスイープした。

試合の前半
試合は中盤まで投手戦の様相だった。5回、ワシントンが先に動く。ルイス・ガルシアJr.の二塁打で口火が切れ、ディラン・クルーズの右前打で先制。続いてロベルト・ハッセル三世が右越え二塁打で追加、さらにジェームス・ウッドも右越え二塁打で3点目を奪った。場内の空気は一気にホーム側へ傾いた。

流れの転換点
だが6回、ブレーブス打線が反撃に出る。ドレイク・ボールドウィンの中越え二塁打でまず1点。続いてマルセル・オズナの右前打で同点に追いつき、ナショナルズは勝ち越しを許した。7回にはマット・オルソンが右中間へ28号の一発。8回もオズナの右越え二塁打で加点され、スコアは6-3となった。

小笠原の登板
9回、スコア6-3の場面で小笠原慎之介が4番手としてマウンドへ。先頭のフリオ・プロファーに対しては真っ向勝負で空振り三振。ここまでは理想の入りであった。しかし直後にオルソン、ロナルド・アクーニャJr.、ボールドウィンに3連打を浴びて満塁。オジー・アルビーズの中犠飛で1点を失い、なお二死二、三塁でキム・ハソンに中前へ2点打を許した。続くマイケル・ハリスIIにも安打を許すも、マルセル・オズナを左飛に仕留めてこの回を終えた。

数字で見る投球
この日の小笠原は8人と対戦。球数18のうちストライク14で、初球ストライクは7人に入った。1回を投げて5安打3失点、1奪三振、与四球0。ゴロアウトは無く、フライアウト2であった。登板後の防御率は7.41となった。先頭を空振りで倒した立ち上がりは良く、制球は安定していたが、真ん中寄りの球を続けて打線の勢いに押された格好である。

試合の締めくくり
ナショナルズは9回裏にブレーブスの追加点で広がった点差を1点だけ返し、最終的に4点止まり。勝負どころの6回と9回を取り切れず、攻守の歯車が合わなかった。観客は14,420人、試合時間は2時間55分であった。

総括
小笠原にとっては、先頭を三振で取った良い入りと、そこからの連打という明暗が同じ回に出た。初球からストライクで攻める姿勢は良い材料で、無四球も評価できる。次戦へ向けては、走者を置いた場面での配球と高さの管理、打者の反応に応じた球種の出し入れが焦点になる。チームは次カードに向かう。終盤のブルペンの安定が、若い打線の反発力を生かす近道である。

本日の成績(投手)

投球回数
1
投球数
18
被安打数
5
奪三振数
1
与四球数
0
死球数
0
失点数
3
自責点数
3
9回に登板し18球。5被安打で3失点(自責3)。四球はなくゾーンに集めたが甘さを突かれた。最後は外変化球で三振を奪うなど粘りも見せた。

記録

NEXT

  • メジャー初セーブ
  • 今季25試合登板の到達
  • 無失点登板の連続数を伸ばす

COMPLETE

  • ダブルヘッダー第1試合で5試合ぶり無失点(9月16日)
  • メジャー通算20試合登板に到達(9月17日)
  • 2日連続での登板(9月16〜17日)

次回の試合

次戦はニューヨーク・メッツ戦。現地9月19日19:10開始(日本時間9月20日8:10)、会場はシティ・フィールド。主砲フアン・ソトやピート・アロンソの強い打線にどう立ち向かうかが見どころだ。小笠原はブルペン待機で、左打者対策が鍵となる。

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