カバー画像
2025年9月27日 23:20

小笠原慎之介 直近登板レポート|ナショナルズ対ブレーブスで2.1回無失点、29球の好救援

xhatenaline

stadiumNationals Park
2025年9月27日 7:45~10:39
123456789
CHW40022000210110
WSN1000130409134
投手
Yoendrys Gomez 65失点Brandon Eisert 10失点Jordan Leasure 2/34失点Fraser Ellard 1/30失点Grant Taylor 10失点
Cade Cavalli 46失点Orlando Ribalta 1/32失点Shinnosuke Ogasawara 20失点Sauryn Lao 1 1/30失点P.J. Poulin 1/30失点Jose Ferrer 12失点
野手
1番:Chase Meidroth (2B)2番:Kyle Teel (DH)3番:Colson Montgomery (SS)4番:Miguel Vargas (3B)5番:Edgar Quero (C)Korey Lee (PR)6番:Brooks Baldwin (CF)7番:Lenyn Sosa (1B)8番:Will Robertson (LF)Derek Hill (PH)9番:Dominic Fletcher (RF)Michael A. Taylor (PH)
1番:James Wood (LF)2番:CJ Abrams (SS)3番:Josh Bell (1B)Andres Chaparro (1B)4番:Daylen Lile (DH)5番:Dylan Crews (RF)6番:Luis Garcia Jr. (2B)7番:Riley Adams (C)8番:Robert Hassell III (CF)9番:Paul DeJong (3B)Nasim Nunez (PH)

終盤の2.1回を無失点、制球で流れを止めた好救援。

Q
登板はいつどこで行われたか(現地時間と日本時間は)?
A
現地時間は2025年9月22日19:15、場所はジョージア州アトランタのトゥルーイスト・パークである。日本時間では9月23日08:15である。相手はアトランタ・ブレーブスで、ワシントン・ナショナルズは5−11で敗れた。
Q
小笠原慎之介の投球結果はどうだったか?
A
2.1回を無失点、被安打1、与四球0、奪三振1でまとめた。球数は29。打者8人に対し、初球ストライクは5人、見逃しは8球、空振りは2球。ゴロ3、フライ3で、終盤の3イニングを締めた。
Q
どの場面でマウンドに上がり、どう試合を落ち着かせたか?
A
6回の二死一、二塁で登板し、初球で遊撃へのフライに打ち取り、流れを切った。7回は三振で先頭を下げ、走者を出しても直後にゴロで処理。8回は外野フライ3つで片付け、無失点でつないだ。
Q
直前の登板と比べて何が変わったか?
A
9月17日の同ブレーブス戦では9回に登板し、5安打で1回3失点だった。今回は四球0で、カウント先行が増え、甘い球を減らした。初球ストライク率の改善が、テンポの回復に直結した。
Q
今季ここまでの通算成績は?
A
レギュラーシーズン通算で36.1回、被安打40、与四球16、奪三振28、防御率6.94、WHIP1.54である。役割は中継ぎが中心で、ときにロング救援も担う。

6回途中からの2.1回無失点で試合の傷を広げなかった。

導入。小笠原慎之介が、終盤で光る。9月22日(現地時間)のアトランタ・ブレーブス戦で、ワシントン・ナショナルズは5−11で敗戦。だが、左腕の働きは、次へつながる内容だ。

投球の骨子。2.1回を無失点で投げ切る。被安打は1。与四球は0。奪三振は1。球数は29。打者8人に対して、初球ストライクは5人。見逃しは8球、空振りは2球。ゴロ3、フライ3でアウトを積み、無駄を作らない投球だった。

登板の入り。6回の二死一、二塁という、重い場面でマウンドへ。初球から高めへ強気に入る。打球は遊撃への小飛球。ここで火を止めたことが、大きい。続く7回は、先頭を空振り三振。すぐに単打を許すが、投手前のゴロで流れを戻す。二盗を許す場面もあったが、最後は遊ゴロで締め、無失点で着地。8回は外野の大きな打球を、味方守備がしっかり処理。3つのフライで、きれいに片付けた。

数字の裏付け。初球ストライク率は62.5%(8人中5人)。カウント先行が多いぶん、甘い球が少ない。見逃し8球は、ゾーンぎりぎりの出し入れが効いた証拠である。空振りは2球と多くはないが、ゴロとフライで6つのアウトを作り、球数を要所で節約した。

相手の好調さも、押さえ込んだ。ブレーブスはこの時期に打線が活発で、ロナルド・アクーニャJr.やマイケル・ハリス2世が好調だ。試合も序盤から大量点で走った。しかし、小笠原は、7回の先頭を三振で切るなど、勢いを一度止めた。これは、敗戦の中でも、救援陣にとって価値がある。

直近の比較。9月17日(現地)の同カードでは、9回に1回3失点。被安打が続き、球が真ん中に集まった。今回は四球0で、出塁を許さず。29球の中で、ボール先行の連続を作らなかった。わかりやすい修正だ。

チーム背景。先発が早い回で崩れ、救援が長いイニングを受ける形が増える。小笠原は、そこへ入るロング役だ。2.1回の無失点は、翌日以降のブルペン消耗を軽くする。夏以降は、1回台の短い登板から、2回前後の受けまで、幅広い起用が増えた。役割の適応が進む。

現地の時間も触れる。試合開始は19:15(現地時間)。日本時間は翌日08:15。移動や休養の配分が難しい時間帯だが、球威と制球の両立で、タフな状況を乗り切った。

今季の通算。ここまで36.1回、被安打40、与四球16、奪三振28、防御率6.94、WHIP1.54。数字はまだ厳しい。だが、四球が多くないことは希望だ。カウントを作れれば、打たせて取る形で、イニングをまたげる。今回の投球は、その好例である。

次への視点。シカゴ・ホワイトソックスとの本拠地カードが控える。接戦での登板が増える可能性がある。無駄な四球を出さず、先頭打者を下げること。この2点を守れれば、勝ちにつながるイニングが作れる。終盤での1球の選び方が、鍵になる。

記録

NEXT

  • シーズン投球回40.0到達まで残り3.2回
  • シーズン通算30奪三振まで残り2
  • メジャー初セーブの可能性がある場面での起用に期待

COMPLETE

次回の試合

次戦はシカゴ・ホワイトソックスとの本拠地カード。2025年9月27日 16:05開始(現地時間)/9月28日 05:05開始(日本時間)、場所はナショナルズ・パークである。小笠原慎之介は中継ぎ待機の見込みで、接戦の7回以降や、先発の早期降板時にロングで入る可能性がある。打線はルイス・ガルシアJr.が長打で好調。守備の乱れを減らせるかが、勝敗の分かれ目だ。

SNSの反応

関連NEWS

参考URL