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2025年9月16日 15:00

大谷翔平の直近試合レポート|フィリーズ戦で二塁打と2四球、終盤は二盗で好機を作る

xhatenaline

stadiumDodger Stadium
2025年9月16日 14:10~17:06
12345678910
PHI1000003101650
LAD0010201010590
投手
Ranger Suarez 63失点Orion Kerkering 11失点Matt Strahm 10失点Jhoan Duran 11失点David Robertson 10失点
Anthony Banda 0 1/31失点Emmet Sheehan 5 2/31失点Jack Dreyer 12失点Alex Vesia 11失点Tanner Scott 10失点Blake Treinen 11失点
野手
1番:Harrison Bader (CF)2番:Kyle Schwarber (DH)3番:Bryce Harper (1B)4番:J.T. Realmuto (C)5番:Brandon Marsh (LF)Nick Castellanos (PH)Nick Castellanos (RF)6番:Otto Kemp (3B)7番:Max Kepler (RF)Max Kepler (LF)8番:Bryson Stott (SS)9番:Weston Wilson (2B)
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Teoscar Hernández (RF)4番:Freddie Freeman (1B)5番:Alex Call (LF)6番:Miguel Rojas (2B)7番:Max Muncy (3B)8番:Andy Pages (CF)9番:Chuckie Robinson (C)Michael Conforto (PH)Ben Rortvedt (C)Enrique Hernández (LF)

終盤の一発と走塁が交錯し、10回の犠飛で勝負が決まった一戦である

Q
大谷翔平の打撃成績はどうだったのか?
A
3打数1安打(二塁打)、2四球、1盗塁、0打点である。5回に右中間へ二塁打、9回は四球で出て二盗を決めた。
Q
試合はどのように決着したのか?
A
延長10回表、二塁走者と一塁走者の重盗で一、三塁とし、J.T.レアルミュートの右への犠飛で決まった。
Q
ドジャースの本塁打は誰が打ったのか?
A
マックス・マンシー、ムーキー・ベッツ、アンディ・パへスの3人である。
Q
先発や継投の流れはどうだったのか?
A
ロサンゼルス・ドジャースはアンソニー・バンダで始める“オープナー”で、続いてエメット・シーハンが5回2/3を無安打で抑えた。その後は救援が失点を重ねた。
Q
相手先発レンジャー・スアレスの内容は?
A
6回3失点で降板である。初回の失点のみで踏ん張り、フィリーズの反撃につないだ。

10回の走塁と犠飛が勝敗を分けた一戦。

現地時間2025年9月15日、ドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズは、延長にもつれる接戦となった。試合開始は19:10である(日本時間9月16日11:10)。観客は43,602人で、所要時間は2時間56分であった。

立ち上がりは相手が先に動いた。初回、左の強打者カイル・シュワーバーが左中間へ先制の1発。ロサンゼルス・ドジャースはこの日、アンソニー・バンダで始める“オープナー”を採用し、すぐに右のエメット・シーハンへつないだ。シーハンは伸びのある速球と落差のある変化球で凡打を量産し、5回2/3まで無安打。ここまでは理想の展開であった。

攻撃は3回に動く。アンディ・パへスが二塁打で口火を切る。捕手チャッキー・ロビンソンが送り、続く大谷翔平が四球で出る。ムーキー・ベッツの犠飛でまず同点とした。相手先発レンジャー・スアレスは序盤に球が高めへ集まったが、粘りの投球で大崩れを防いだ。

5回、マックス・マンシーが右へ豪快なソロで勝ち越し。続いたパへスが中越え二塁打で好機を作る。ここでロビンソンの小技が刺さり、走者を入れ替える。大谷は外角へのカーブ(76.1マイル)を拾い、右方向へ二塁打。ロビンソンを三塁へ進めた。打球速度は89.0マイルであった。さらにベッツが中へ大きな犠飛。三塁走者が生還し、リードを2点へ広げた。

だが7回が転機である。先頭オットー・ケンプのエンタイトル二塁打から流れが変わる。ブライソン・ストットの中前で1点差。続くウエストン・ウィルソンに中堅へ2ランを浴び、逆転を許す。直後、7回裏にベッツが左中間へ同点の一発。スタンドの空気は再び熱を帯びた。

8回はブライス・ハーパーが中央深くへ勝ち越しのソロ。豪快なスイングで試合をひっくり返した。9回裏、フィリーズの守護神ジョアン・デュランに対し、パへスが左へ特大の同点弾。土壇場で試合は振り出しとなる。ここで大谷は四球を選び、すかさず二盗を決めた。長打が出ればサヨナラ、という場面まで押し上げたが、最後は一本が出なかった。

延長10回、フィリーズは走塁で圧をかけた。先頭の打球で二塁走者と一塁走者が重盗。一、三塁を作る。ここでJ.T.レアルミュートが右へ犠飛。これが決勝点となった。10回裏、ロサンゼルス・ドジャースも無死満塁の好機を得たが、内野ゴロと凡飛であと一押しが届かず。試合は6対5で終了した。

大谷の最終成績は3打数1安打(二塁打)、2四球、1盗塁。打つ、選ぶ、走るで役割を果たしたが、得点にはつながらなかった。打席の質は高く、特に5回の二塁打は落ちる球への対応が光った。守備に就かない日は走塁で流れを変える、という彼の新しい顔が見えた場面である。

投手陣では、シーハンがノーヒット継投の軸を担い、内容は申し分ない。だが七回以降は救援が一発を浴び、流れを手放した。ロサンゼルス・ドジャースは9本の安打と3本塁打で押し返したが、走塁と犠飛という“細かい部分”の差が最後に出た。短期決戦を見据えると、終盤のリード時にどう抑えるか、ここが今後の焦点である。

本日の成績(打者)

1打席目
三振
1回裏、外角見逃し三振で先頭打者として倒れる。
1回表
2打席目
四球
3回裏、1死三塁で四球を選ぶ。低めを見極めて出塁。
3回表
3打席目
二塁打
5回裏、右方向へ二塁打。1死一三塁を作る。
5回表
4打席目
三振
7回裏、見逃し三振。
7回表
5打席目
四球
9回裏、四球で出塁。直後に二塁を盗塁。
9回表

記録

NEXT

  • シーズン50本塁打まであと1本。
  • シーズン100打点まであと7。
  • 終盤の走塁が増え、今季の盗塁数は大台に届く可能性がある。

COMPLETE

  • 9月14日 サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で今季49号本塁打。
  • 9月15日 フィラデルフィア・フィリーズ戦で二塁打と2四球、終盤に二盗で好機を演出。

次回の試合

次戦はロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズの第2戦。開催は2025年9月16日 19:10開始(現地時間、ロサンゼルス)/2025年9月17日 11:10開始(日本時間)、会場はドジャー・スタジアムである。予告先発はロサンゼルス・ドジャースが大谷翔平、フィラデルフィア・フィリーズがクリストファー・サンチェスの予定。直球とスライダーで空振りを奪う大谷に対し、サンチェスは沈む球でゴロを量産する左腕である。

SNSの反応

海外の反応

  • デーブ・ロバーツがショーヘイ・オオタニのフィリーズ戦での先発について語っています。彼にとって良いテストになる、 Tanner Scott の復調など。x.com
  • MLB パーレイブースター!ショーヘイ・オオタニの6+奪三振、2+安打、1+打点、4+塁打が+925から+1150にブースト 🔥x.com
  • フィリーズの選手たちのロサンゼルス・ドジャースの先発投手ショーヘイ・オオタニに対する成績:カステヤノス 3打数2安打、2二塁打、ウォルトン 1打数1安打、ケプラー 3打数0安打、ベイダー 1打数0安打x.com
  • ベッツが好調なのを考えると少し奇妙ですが、チームはここ1ヶ月ほど、走者を得点圏に置きベースが空いている状況でオオタニを基本的に自動的に敬遠(意図的にまたは避けて投球)しています。これが彼の打てる球を減らしているのかもしれません。x.com
  • 彼は十分に高い球数を投げるはずだ。‼️ショーヘイ・オオタニ o5.5 奪三振 (-135)‼️ ESPNで1ユニットベット #RingTheBell #LetsGoDodgers ショーヘイ・オオタニは今日のフィリーズ戦で5.5奪三振をクリアするのに良さそうだ。彼の奪三振能力はエリートで、フィリーズの打線は脆弱だ。彼はx.com
  • ショーヘイ・オオタニが四球を選び、ドジャースは1アウトで2人の走者を塁に置いた。ムーキー・ベッツの打席だ 🙏🔥x.com
  • フィリーズは昨夜プレーオフ進出を決めた。今日オオタニがマウンドに立つドジャースはもう負けられない。オオタニで少しのバンクロールラダーを取ろう。6KS -137、7KS +147、8KS +298。$150 ~ $500+。これは汗をかくことになる。ラインナップが出たら彼のオッズが下がるのを期待。$10から始めてx.com

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