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2025年9月26日 9:56

大谷翔平54号で地区優勝決定、ロサンゼルス・ドジャースがアリゾナ・ダイヤモンドバックスを完封|試合詳細と次戦情報

xhatenaline

stadiumChase Field
2025年9月26日 7:40~10:14
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LAD0404000008110
ARI000000000052
投手
Y. Yamamoto 60失点T. Scott 10失点W. Klein 10失点A. Banda 10失点
J. Beeks 11失点N. Crismatt 37失点A. Pope 20失点T. Rashi 30失点
野手
1番:S. Ohtani (DH)2番:M. Betts (SS)3番:T. Hernández (RF)A. Call (RF)4番:F. Freeman (1B)H. Kim (PR)5番:A. Pages (CF)6番:M. Conforto (LF)7番:M. Rojas (2B)8番:E. Hernández (3B)9番:D. Rushing (C)
1番:G. Perdomo (SS)2番:K. Marte (2B)C. Kaiser (PR)3番:C. Carroll (RF)4番:G. Moreno (C)5番:A. Del Castillo (DH)6番:B. Alexander (3B)J. Lawlar (3B)7番:A. Thomas (CF)J. Barrosa (PH)8番:T. Tawa (1B)9番:J. McCarthy (LF)I. Vargas (PH)

大谷の54号で主導権を握り、投打がかみ合い、地区を決めた一戦である

Q
大谷翔平の当日の打撃結果と本塁打の内容は?
A
5打数1安打1本塁打2打点1得点である。4回に右中間のプールへ運ぶ2ランを放った。投手はナビル・クリスマット、球種は低めのチェンジアップ、推定飛距離は406フィートである。
Q
ロサンゼルス・ドジャースの得点はどのように生まれた?
A
2回にフレディ・フリーマンのソロ、アンディ・パヘスのソロ、ムーキー・ベッツの2点打で4点を先取した。4回はエンリケ・ヘルナンデスの二塁打で走者を置き、大谷の2ランと、直後のフリーマンの2ランでさらに4点を加えた。合計8点である。
Q
投手陣の出来はどうだった?
A
先発の山本由伸が6回4安打無失点、7奪三振2四球で試合を作った。救援はスコット、クライン、バンダの3人が各1回を無失点でつなぎ、合計12奪三振、被本塁打0で締めた。
Q
この勝利の意味は?地区の状況は?
A
この8-0の勝利でナ・リーグ西地区優勝が決まった。直近13年で12回目の地区制覇である。チーム成績は90勝69敗となった。
Q
記録面のトピックは?
A
大谷は今季54本に到達し、球団単年記録に並んだ。ドジャース加入後2年の通算本塁打は108本で、同一球団の最初の2年での本塁打として史上3位である(ベーブ・ルース113本、アレックス・ロドリゲス109本に次ぐ)。

大谷の54号が合図となり、序盤の4発で試合をつかんだ。

導入
ロサンゼルス・ドジャースが強さを見せた。9月25日(現地時間)フェニックスでの一戦は8-0。相手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスである。試合開始は現地時間15:40、日本時間では9月26日07:40である。球場はチェイス・フィールド、観客は34,952人、試合時間は2時間34分であった。

試合の流れ
2回に流れが来た。フレディ・フリーマンが右中間へ411フィートのソロで先制。続いてアンディ・パヘスが左へ396フィートの一発。なおも一、二塁でムーキー・ベッツが左前へ運び2者生還、ここで一気に4点である。ドジャースはこの回で主導権を取った。

大谷の打席ごとの動き
初回は中飛で静かな入り。2回は一死満塁で回り、空振り三振と悔しい結果。だが4回、エンリケ・ヘルナンデスの二塁打と進塁で一死三塁、ここで大谷が低めのチェンジアップをすくい上げた。打球は右中間のプールへ一直線、推定406フィートの2ランである。相手投手はナビル・クリスマット。この一発で今季54本となり、球団の単年記録に並んだ。その後は二ゴロ、中飛と凡退も、仕事は十分である。最終的に大谷は5打数1安打、1本塁打、2打点、1得点であった。

加点とダメ押し
4回は勢いが続いた。大谷の2ランの直後、テオスカー・ヘルナンデスの内野安打で走者を置き、フリーマンが右中間へ398フィートの2ラン。これで8-0。序盤だけで4本塁打が出て、試合の色ははっきりした。守備でも左翼のマイケル・コンフォートが三塁への走者を刺す好返球を見せ、流れを渡さなかった。

投手陣の仕事
先発の山本由伸が見事である。6回4安打無失点、7奪三振2四球。ゴロ8、フライ3と打たせても取り、要所で空振りも奪った。救援はスコット、クライン、バンダの3人が1回ずつを無失点。合計12奪三振、被本塁打0で完封リレーを完成させた。

意味と文脈
この勝利でナ・リーグ西地区優勝が決まった。直近13年で12回目である。チームは90勝69敗に到達。攻撃は11安打、長打は本塁打4本と二塁打1本。得点圏は2打数8で、序盤に集中して点を取り切ったのが大きい。長打で先に点を取り、先発がゼロでつなぎ、守りで流れを切らない。ポストシーズンを戦う上で、理想に近い勝ち方である。

記録面の補足
大谷の54本は、昨季に並ぶ数字である。これでドジャース加入後2年の通算本塁打は108本となった。調査機関の集計では、同一球団の最初の2年での本塁打としては歴代3位である。上にはベーブ・ルースの113本、アレックス・ロドリゲスの109本がいる。今季の本塁打王争いでは、フィリーズのカイル・シュワーバーが先行する場面もあるが、残りカード次第で逆転の余地はある。いずれにせよ、打って走って投げるという大谷の価値は、この一発にも濃く出たと言える。

まとめ
大谷の一振りが火をつけ、主軸の連発でたたみかけ、投手陣がゼロで締めた。数字は派手だが、内容はシンプルである。先に点を取り、守り切る。これが強いチームの形である。

本日の成績(打者)

1打席目
飛球
中堅への飛球でアウト。先頭打者として静かな立ち上がり。
1回表
2打席目
三振
2死二三塁の好機で空振り三振。
2回表
3打席目
HR
右中間へ406ftの2ラン。今季54号でリード拡大。
4回表
4打席目
ゴロ
二ゴロで3アウト目。
5回表
5打席目
飛球
二死走者なしで中飛。5打数1安打。
7回表

記録

NEXT

  • 単年の球団本塁打記録更新へ。現状は54本で並び、次で55本目が新記録となる。
  • 同一球団の最初の2年での通算本塁打。現在108本で、アレックス・ロドリゲスの109本にあと1本、ベーブ・ルースの113本にあと5本。
  • ナ・リーグの本塁打王争い。カイル・シュワーバーが56本で先行という報道があり、残り試合での逆転が焦点となる。

COMPLETE

  • 54号に到達し、ドジャースの単年本塁打記録に並ぶ。
  • 加入後2年で通算108本となり、同一球団の最初の2年で歴代3位に位置。
  • 9月21日(現地時間)に53号を放ち、当時のナ・リーグ最多に並んだ。
  • ドジャー・スタジアムでの今季本塁打が29本となり、球場の単年最多を更新(9月21日時点)。

次回の試合

次戦は9月26日18:40開始(現地時間、シアトル)、場所はT-Mobileパークである。日本時間では9月27日10:40開始となる。シリーズは3試合で、現地時間は9月26日18:40、9月27日18:40、9月28日12:10の予定である。大谷は55本目が懸かる。相手はア・リーグ西地区を制したシアトル・マリナーズで、強打者カル・ローリーの長打にも注意だ。

SNSの反応

海外の反応

  • 今シーズン、大谷翔平は登板後の数日間で打率.138しか打っていないが、今夜は試合の最初に三塁打を放ち、ムーキー・ベッツの犠牲フライで得点した。ドジャースが1-0でリード、1回表。x.com
  • 大谷翔平がプールに飛び込むようなホームランを打った。キャリアハイに並ぶ54本目のホームラン。ドジャースが6-0でリード。x.com
  • 大谷翔平 - ロサンゼルス・ドジャース (59) ソロ 404フィート +255 @thehofappx.com
  • 大谷翔平がプールに深く飛び込むホームラン!今シーズン54本目で、昨シーズンのホームラン数に並んだ。x.com
  • 大谷翔平がキャリアハイに並ぶ54本目のホームラン!!!しかも今年はピッチングもしているって言ったっけ??x.com
  • 大谷翔平 (LAD) が右翼手コービン・キャロルへの鋭いフライボールで三塁打 (9) を記録。xV: 108.7 mph 🚀 | +3000 (FanDuel)x.com
  • 他のデータとBvP: 大谷 (LAD) はビークスに対して9打数3安打で1二塁打、1三塁打、1ホームラン。ウォード (LAA) は直近10試合で6ホームラン、ロレンゼンはバレル率8.6%。アデル (LAA) はロレンゼンに対して9打数4安打で3単打、1ホームラン、ロレンゼンはバレル率8.6%。ブラッド (TOR) はベロに対して28打数11安打で5単打、4二塁打、2ホームラン。ヨシダ (BOS) は直近5試合で2+ HRRBI、直近8試合で7。ゴンザレス (BOS) は2+ HRRBI。x.com

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