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2025年9月17日 19:16

大谷翔平50号&5回無安打の快投も…ロサンゼルス・ドジャースは終盤に逆転負け【フィラデルフィア・フィリーズ戦詳報】

xhatenaline

stadiumDodger Stadium
2025年9月17日 14:10~16:55
123456789
PHI000006003980
LAD0301000206100
投手
Cristopher Sanchez 74失点David Robertson 0 1/32失点Tanner Banks 0 2/30失点Jhoan Duran 10失点
Shohei Ohtani 50失点Justin Wrobleski 0 1/35失点Edgardo Henriquez 0 2/31失点Jack Dreyer 10失点Anthony Banda 10失点Blake Treinen 13失点
野手
1番:Harrison Bader (CF)2番:Kyle Schwarber (DH)3番:Bryce Harper (1B)4番:Brandon Marsh (LF)5番:Otto Kemp (3B)6番:Max Kepler (RF)7番:Weston Wilson (2B)8番:Bryson Stott (SS)9番:Rafael Marchan (C)
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Teoscar Hernandez (RF)4番:Freddie Freeman (1B)5番:Tommy Edman (2B)6番:Alex Call (LF)7番:Andy Pages (CF)8番:Enrique Hernandez (3B)Max Muncy (PH)9番:Ben Rortvedt (C)Miguel Rojas (PH)Dalton Rushing (C)

大谷翔平が投打で魅せたが、ロサンゼルス・ドジャースは救援が崩れ痛い逆転負け。

Q
試合の最終スコアと相手はどうだったのか?
A
ロサンゼルス・ドジャースは、フィラデルフィア・フィリーズに9-6で敗れた。2回に先行し、8回に追いついたが、9回に勝ち越し3ランを浴びて落とした。
Q
大谷翔平の打撃成績と節目の内容は?
A
大谷は5打数2安打1打点。8回先頭で右越えの今季50号を放った。打球速度は113.4マイル、打球角度は37度、飛距離は429フィートで、投手は右腕デービッド・ロバートソンのカッター90.2マイルであった。
Q
大谷翔平の投球内容は?
A
先発で5回無安打、1四球、5奪三振。合計68球でストライク42球。最後の13人を連続で打ち取った。降板後の継投で流れが変わった。
Q
試合の分岐点はどこか?
A
6回に継投直後の場面で、左腕ジャスティン・ロブレスキが1死満塁を作り、ブライス・ハーパーの2点二塁打とブランドン・マーシュの3ランで逆転された。その後、マックス・ケプラーにも被弾。9回はラファエル・マルチャンの3ランで勝負が決した。
Q
次戦の見どころと開始時刻は?
A
シリーズ最終戦はブレイク・スネル対ヘスス・ルサルドの先発予定。開始は現地時間9月17日19:10(日本時間9月18日11:10)。舞台はドジャー・スタジアムである。

大谷が50号と5回無安打も、救援が崩れ逆転負け。

結論から言えば、主役は大谷翔平であった。だが、勝敗は別の手で動いた。現地9月16日、ドジャー・スタジアム。ロサンゼルス・ドジャースは、フィラデルフィア・フィリーズに9-6で敗れた。

序盤は完ぺきな流れであった。2回、アレックス・コールが左中間へ先制ソロ。すぐ後にアンディ・パヘスが中前打で出て、エンリケ(キケ)・ヘルナンデスが2ラン。4回はヘルナンデスの左犠飛で4-0。相手先発クリストファー・サンチェスに早い段階でダメージを与えた。

その間、大谷はマウンドで圧倒した。5回無安打、1四球、5奪三振。合計68球でストライク42球。最後の13人を続けて退けた。球速や変化は大げさに見せないが、出し入れが効いた。球数管理もあり、5回で役目を終えた。

流れが変わったのは6回である。継投の左腕ジャスティン・ロブレスキが1死から3連打で満塁。ここでブライス・ハーパーが右中間へ2点二塁打。さらにブランドン・マーシュが右中間へ3ラン。続いた回では、交代直後のエドガルド・エンリケスがマックス・ケプラーに被弾。一気に4-6となった。

それでも8回。大谷がバットで試合を戻した。先頭で右中間へ高々と舞うソロ。今季50号である。打球速度113.4マイル、角度37度、飛距離429フィート。相手は右腕デービッド・ロバートソンのカッター90.2マイル。数字が示す通り、角度と力の理想形であった。その後、テオスカー・ヘルナンデスが左翼線へ二塁打、フレディ・フリーマンが四球、トミー・エドマンが中前打で満塁。アレックス・コールの左犠飛で同点に追いついた。

だが、終章は敵軍の一撃であった。9回2死二、三塁、ラファエル・マルチャンが右へ3ラン。ブレイク・トレイネンのカッターを仕留められた。ドジャースは反撃の糸口をつかめず、試合はそのまま終わった。

数字で試合を見ると、要因は明快である。大谷の先発は被安打0、与四球1で失点0。対して救援は合計で被本塁打2、与四球3、計9失点。とくに6回の6失点が重く、ここで勝ち筋が変わった。打線はコールとヘルナンデスが計3本の長打で6打点。大谷は5打数2安打1打点、投打で存在感を示した。

記録面では、大谷が2年連続の50本に到達。MLB全体でも珍しい節目である。相手の主砲、カイル・シュワーバーは53本で先行。大谷は差3で追う形だ。個人の節目としては、今季13度目の先発で、通算先発は99試合目。次の登板で100の大台に届く。

最後に時間情報をまとめる。試合はロサンゼルスの現地時間で9月16日22:55ごろ終了。日本時間では9月17日14:55ごろに当たる。次戦は現地9月17日19:10開始、日本時間9月18日11:10。場所は同じくドジャー・スタジアムである。

本日の成績(投手)

投球回数
5
投球数
68
被安打数
0
奪三振数
5
与四球数
1
死球数
0
失点数
0
自責点数
0
5回無安打、68球、5奪三振1四球の快投。降板後に救援が崩れたが、内容は圧巻だった。

本日の成績(打者)

1打席目
内安打
二塁への内野安打で出塁。初回にチャンスを作る。
1回表
2打席目
三振
空振り三振。
2回表
3打席目
三振
空振り三振。
5回表
4打席目
HR
右翼へソロ。今季50号で1点を返す。
8回表
5打席目
ゴロ
投ゴロでゲームセット。
9回表

記録

NEXT

  • 球団単年本塁打記録54にあと4で並ぶ、5で更新の可能性。
  • メジャー通算先発100試合に王手(現時点で99)。
  • ナ・リーグ本塁打王争いで首位カイル・シュワーバーとの差3を追う。

COMPLETE

  • 2年連続50本塁打に到達(MLB史上6人目、直近は2001-2002年のアレックス・ロドリゲス)。
  • ドジャース史上で初の複数50本塁打シーズンを達成。

次回の試合

シリーズ最終戦は現地9月17日19:10開始(日本時間9月18日11:10)。場所はドジャー・スタジアム。先発予定はロサンゼルス・ドジャースがブレイク・スネル、フィラデルフィア・フィリーズがヘスス・ルサルド。全国はMLBネットワークで放送予定である。直球派左腕どうしの投げ合いで、上位打線の初回からの出足が鍵になる。

SNSの反応

海外の反応

  • デーブ・ロバーツがショーヘイ・オオタニのフィリーズ戦での先発について語っています。良いテストになったこと、タナー・スコットの復調など。x.com
  • MLBパーレイブースター!ショーヘイ・オオタニが6奪三振以上、2安打以上、1打点以上、4塁打以上で+925から+1150にブースト🔥x.com
  • 今夜のフィリーズ対ドジャースの先発投手の過去7試合の成績:クリストファー・サンチェスは43.2イニング、3.09 ERA、ショーヘイ・オオタニは27.0イニング、4.67 ERA。x.com
  • 彼は十分に高いピッチカウントになるはずだ。ショーヘイ・オオタニが5.5奪三振以上(-135)。今日のフィリーズ戦で5.5奪三振以上をクリアするのに良さそうだ。彼の奪三振能力はエリートで、フィリーズのラインナップは脆弱だ。x.com
  • 今夜のショーヘイ・オオタニは50本塁打、50奪三振、20盗塁。x.com
  • フィリーズは昨夜クリンチした。オオタニが今日マウンドに立つのでドジャースはもう負けられない。オオタニのバンクロールラダーを取ろう。6奪三振-137、7奪三振+147、8奪三振+298。150ドルで500ドル以上。x.com

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