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2025年9月18日 14:32

大谷翔平51号、スネル12奪三振で完封勝ち|ロサンゼルス・ドジャース直近試合の全貌

xhatenaline

stadiumDodger Stadium
2025年9月18日 14:10~16:29
123456789
PHI000000000031
LAD02010002-570
投手
Jesus Luzardo 74失点Orion Kerkering 11失点
Blake Snell 70失点Alex Vesia 10失点Tanner Scott 10失点
野手
1番:Harrison Bader (CF)2番:Kyle Schwarber (DH)3番:Bryce Harper (1B)4番:J.T. Realmuto (C)5番:Nick Castellanos (RF)6番:Max Kepler (LF)7番:Otto Kemp (3B)8番:Weston Wilson (2B)9番:Bryson Stott (SS)
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Teoscar Hernández (RF)4番:Freddie Freeman (1B)5番:Tommy Edman (CF)6番:Miguel Rojas (2B)7番:Andy Pages (LF)8番:Enrique Hernández (3B)9番:Ben Rortvedt (C)

大谷の51号とスネル12奪三振で、投打がかみ合い完封。8回の一発で試合にけり。

Q
試合の結果とスコアはどうだったのか?
A
ロサンゼルス・ドジャースがフィラデルフィア・フィリーズに5-0で勝利した。失点はなく、終始ペースを握った内容であった。
Q
大谷翔平の内容はどうだったのか?
A
打者では8回先頭で51号ソロを放った。前夜は投手で5回無安打、5奪三振、1四球と圧巻で、打者でも50号を記録した。
Q
投手陣のキーマンは誰だったのか?
A
先発のブレイク・スネルが7回を投げて12奪三振、被安打2、与四球2でゼロ行進とした。終盤はアレックス・ベシアとタナー・スコットが無失点でつないだ。
Q
勝負を分けた場面はいつか?
A
中盤まで主導権を握り、8回に大谷の一発で突き放したことが決定打になった。フレディ・フリーマンの先制弾も流れを作った。
Q
この勝利の順位や意味は何か?
A
地区首位の座を守り、サンディエゴ・パドレスに対する2ゲーム差を維持した。残り試合に向けて勢いを取り戻す一勝となった。

大谷の一発とスネル快投で、鮮やか完封。

ロサンゼルス・ドジャースは現地9月18日、ドジャー・スタジアムでフィラデルフィア・フィリーズに5-0で勝利した(日本時間9月19日)。ブレイク・スネルが7回を投げて12奪三振、被安打2、与四球2。直球で押し、要所で落ち球を使い、相手打線を寄せつけなかった。先発の仕事をやり切り、流れを引き寄せた内容である。

打線は序盤から主導権を握った。フレディ・フリーマンが先制弾を放ち、試合の温度を上げた。中盤は追加点こそ重ねきれなかったが、二死からの出塁や進塁打で相手に長い守備を強いた。そして8回、先頭の大谷翔平が中堅右へ51号ソロ。力で押し切るスイングで、試合にふたをした。終盤はアレックス・ベシア、タナー・スコットがゼロで締め、完封リレーが完成だ。

この勝利の前夜、ドジャースは痛い逆転負けを喫している。現地9月17日の同カードで、先発の大谷は5回無安打、5奪三振、1四球。球数は68で、直球と変化球の配分も整い、空振りも多く奪った。ただし球数管理の方針に沿い、6回のマウンドには上がらず、リリーフ陣が6回に6失点。9回にはラファエル・マルチャンに3点本塁打を浴び、6-9で落とした。大谷は8回先頭で50号ソロを放ち、いったん同点にしたが、最後はあと一歩及ばなかった。

それでも、この2連戦で大谷は大きな節目をまたいだ。まず、50号到達で2年連続50本塁打となり、メジャー史で6人目というレアな仲間入りを果たした。さらに、投手で今季50奪三振に到達しており、「1シーズンで50本塁打と50奪三振」は史上初。二刀流の証明となる二つの数字である。翌日の51号は、流れを切らさない合図のような一発だった。

試合運びで光ったのは、先発スネルの粘りだ。7回は走者を背負い、カウントも苦しくなったが、最後は力で押し切った。高めの速球で空振りを取り、低めでゴロを打たせる。投げ急がず、テンポも一定。守備側のリズムも良くなり、攻撃へつながった。

攻撃面では、フリーマンの先制打と大谷のダメ押しで十分な得点を確保した。下位打線も好機で進塁打を打ち、細かいつなぎが効いた。前夜に苦しんだ救援陣も、この日はベシアとスコットが落ち着いて片づけた。チームはこれで地区首位をキープ。残りのカードに向け、内容と結果の両方で弾みがついたと言える。

前夜の詳細に触れておく。6回の失点は、先頭からの安打集中で一気に流れを持っていかれた。ブライス・ハーパーの二塁打で2点、続くブランドン・マーシュの3点弾、そしてマックス・ケプラーの一発。短い回の中で球種を読まれ、投手交代も裏目に出た。だが、これは修正可能なタイプの崩れである。翌日の完封が、その証明になった。

数字の面では、チームはナショナル・リーグ西地区でパドレスに2ゲーム差。マジックの進みも見えてきた。大谷は本塁打を積み上げ、昨季の自己最多54本へどこまで迫るか。二刀流での存在感はそのままに、打線の軸として終盤戦を走り切りたい。

本日の成績(打者)

1打席目
ゴロ
二ゴロ。
1回表
2打席目
飛球
左直へのライナーアウト。
2回表
3打席目
三振
見逃し三振。
5回表
4打席目
HR
中堅へ第51号ソロ(408ft)。
8回表

記録

NEXT

  • 自己最多の54本塁打更新へ。残り約10試合で3本上積みが目標。
  • ポストシーズンへ向け、投打での同時出場回数をさらに伸ばす可能性。
  • 本拠地での通算本塁打数をさらに積み上げ、球団の歴代上位へ近づく可能性。

COMPLETE

  • 現地9月18日:51号本塁打を記録。
  • 現地9月17日:50号本塁打で2年連続50本塁打の6人目に到達。
  • 現地9月17日:投手で今季50奪三振に到達し、同一シーズンで50本塁打と50奪三振は史上初。
  • 現地9月17日:先発で5回無安打、5奪三振、1四球。球数68で降板。

次回の試合

次戦はサンフランシスコ・ジャイアンツ戦。2025年9月19日 19:10開始(現地時間)/9月20日 11:10開始(日本時間)、会場はドジャー・スタジアム。放送はApple TV+予定。地区終盤の4連戦で、上位キープへ重要なカードとなる。

SNSの反応

海外の反応

  • オオタニは今夜完全に支配している。5イニング、無安打、無失点、1四球、5三振、合計68球。x.com
  • ショーヘイ・オオタニの最終成績:5イニング、0失点、0安打、1四球、5三振。彼は100mph以上のファストボールを7球投げ、4種類の異なる球種で6つの空振りを奪い、68球中42球をストライクゾーンに投げ、最後の13打者を退けた。今年最高のピッチングだ。x.com
  • ショーヘイ・オオタニは序盤からマウンドでシャープに見える。1四球と3三振で10人中9人を退けている。ファストボールは99mph平均で101.7mphを記録。空振りは3つだけだが、危険なコンタクトはあまりない。3イニングで41球。ドジャース3-0リード、3回途中。x.com
  • フィリーズにとっては幸運なことに、ショーヘイ・オオタニの今夜の登板は終了。彼は常に球数制限があったが、素晴らしかった。5.0イニング、0安打、0自責点、1四球、5三振、68球。6空振り / 20.7%空振り率、28.6%チェイス率、.260 xwOBACon。4シーム:99.2 / 最高101.7。スライダー、カーブ、スイーパー:50.0%空振り率、1打球。x.com
  • ショーヘイ・オオタニの最終成績:5イニング、0失点、0安打、5三振、1四球、68球(42ストライク)。6空振り、13見逃しストライク、10打球中4ハードヒット。オオタニは直近3登板で0.66防御率とWHIP、38.0%三振率。x.com
  • ショーヘイ・オオタニの今夜はフィリーズ相手に5イニング無安打で終了。四球で1人の走者のみ。直近3登板:13.2イニング、5安打、1失点、4四球、19三振、0.66防御率。x.com
  • ショーヘイ・オオタニは今夜ドジャースでの最高のピッチングパフォーマンスを見せた:5イニング、0安打、0自責点、1四球、5三振。オオタニはエリートだった🔥x.com

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