カバー画像
2025年9月19日 15:41

山本由伸が被安打1の粘投、継投で1安打勝ち|ロサンゼルス・ドジャース最新試合詳報

xhatenaline

stadiumDodger Stadium
2025年9月19日 14:10~16:49
123456789
SFG000000100111
LAD00000200-250
投手
Logan Webb 72失点Joey Lucchesi 10失点
Yoshinobu Yamamoto 5 1/30失点Jack Dreyer 2/30失点Michael Kopech 1/31失点Blake Treinen 2/30失点Anthony Banda 10失点Alex Vesia 10失点
野手
1番:Heliot Ramos (LF)2番:Rafael Devers (1B)3番:Willy Adames (SS)4番:Matt Chapman (3B)5番:Bryce Eldridge (DH)Wilmer Flores (PH)6番:Casey Schmitt (2B)7番:Jung Hoo Lee (CF)8番:Patrick Bailey (C)Christian Koss (PH)9番:Drew Gilbert (RF)Jerar Encarnacion (PH)
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Freddie Freeman (1B)4番:Max Muncy (3B)5番:Teoscar Hernández (RF)6番:Michael Conforto (LF)Alex Call (LF)7番:Andy Pages (CF)8番:Miguel Rojas (2B)9番:Ben Rortvedt (C)

四球に苦戦も被安打1、継投で1点に抑えた粘投で接戦を勝ち切る

Q
山本由伸の投球内容はどうだったか?
A
5回1/3で被安打1、無失点、与四球6、奪三振7である。球数は108、ストライクは60。打球はゴロ6、フライ1で、弱い当たりを多く生んだ。
Q
勝敗の分岐点はどこだったか?
A
6回の攻撃である。大谷翔平が右翼へ二塁打、続くゴロで捕手パトリック・ベイリーが送球を落とし先制。直後にフレディ・フリーマンが中前へ運び追加点。これが決勝となった。
Q
なぜ山本に勝ち負けが付かなかったのか?
A
山本は5回1/3で降板し、その回の終わりをジャック・ドレイヤーが締めた。得点はその直後に生まれたため、公式記録上の勝利投手はドレイヤーになった。
Q
この試合で見えた山本の投球傾向は?
A
制球は乱れ気味でも、球質で差を作った。ゴロ6対フライ1と打たせて取った。直球と分割球を軸に、カーブとカッターも混ぜた。2025年の球種割合は直球36.1%、分割球25.4%、カーブ17.3%、カッター11.0%が目安である。
Q
今季の山本は援護点が少ないのか?
A
少ない傾向にある。今季、山本の登板中のチーム得点は1試合平均約4.04点で、他の試合の平均5.36点より低い。登板中に無得点、または1点のみの試合も多い。

四球多発でも被安打1で耐え、6回の2点を救援陣が守り切った。

試合は9月18日 19:10開始(現地時間)、会場はドジャー・スタジアムである。相手はサンフランシスコ・ジャイアンツ。ロサンゼルス・ドジャースは山本由伸、相手はロガン・ウェブの先発で始まった。

山本は立ち上がりから直球で押し、分割球で吊った。2回に唯一の安打を許したが、後続は切った。5回まで毎回のように走者を背負いながらも、要所で空振りを奪った。最終ラインは5回1/3、被安打1、無失点、与四球6、奪三振7、108球である。ストライクは60。打球はゴロ6、フライ1で、弱い当たりが多かった。

制球はやや荒れた。だが球質は落ちなかった。直球は伸び、分割球は落ち、カーブで目線をずらした。今季の球種配分は直球36%前後、分割球25%前後、カーブ17%前後、カッター11%前後が目安である。配球は右打者にも左打者にも偏らず、的を絞らせなかった。

6回、試合が動いた。大谷翔平が右翼へ強い打球で二塁打。ムーキー・ベッツのゴロで捕手パトリック・ベイリーが送球を落とし、三塁走者が生還。さらにフレディ・フリーマンが中前へ運び、2点目が入った。ここが勝敗の分岐点である。

継投は6人で組み立てた。山本の後を受けたジャック・ドレイヤーが6回を締めて勝利投手。7回はマイケル・コペックとブレイク・トライネンが四球を重ね、押し出しで1点を失った。それでも8回はアンソニー・バンダが三者凡退。9回はアレックス・ベシアが落ち着いて締め、セーブを記録した。チーム全体で被安打はわずか1本。四球は計10と多かったが、最少失点で切り抜けた。

相手先発のロガン・ウェブは7回4安打2失点(自責1)。伸びのあるシンカーで内野ゴロを量産したが、6回の集中打に泣いた。山本との投げ合いは、わずかなほころびで明暗が分かれた。

山本は直近3登板で好内容が続く。9月6日ボルチモア戦は9回2死まで無安打に抑え、最後に一発を浴びて快挙は逃した。9月12日サンフランシスコ戦は7回1失点10奪三振で、20者連続アウトも記録した。そして今試合も被安打1でゼロに抑えた。3試合で合計21.0回、被安打3、失点2、奪三振27、与四球9である。

一方で、今季の山本は援護点の少なさに悩まされてきた。登板中のチーム平均得点は約4.04点で、他の試合の平均5.36点を下回る。打線は山本の登板時に打率.221、出塁率.306、長打率.367と低下する傾向がある。今試合も山本の在場中は無得点で、降板直後にようやく2点が入った。

それでも勝ち方は見えた。四球で走者を出しても、長打を許さない。ゴロで重ね取り、外野への強い当たりを減らす。救援陣も高めを使い、空振りで仕留めた。内容は派手ではないが、秋の野球に必要な形である。

本日の成績(投手)

投球回数
5.1
投球数
108
被安打数
1
奪三振数
7
与四球数
6
死球数
0
失点数
0
自責点数
0
5回1/3を無失点。Baileyへの単打のみ許し7奪三振。6四球と制球に苦しみつつも被安打1で降板。

記録

NEXT

  • 4試合連続で先発被安打1以下へ挑戦の可能性
  • 直近の快投を継続し、シーズンの奪三振数をさらに伸ばす
  • 規定投球回での防御率2点台維持

COMPLETE

  • 3試合連続で被安打1以下の先発を達成(9/6、9/12、9/18)
  • 9/6ボルチモア戦で9回2死まで無安打に抑える快投
  • 9/12サンフランシスコ戦で20者連続アウトを記録

次回の試合

次戦は9月19日 19:10開始(現地時間)、会場はドジャー・スタジアム。先発予定はロサンゼルス・ドジャースがクレイトン・カーショー、サンフランシスコ・ジャイアンツがロビー・レイである。中継はApple TV+。カーショーは今季限りでの引退を表明しており、節目の登板としても注目である。

SNSの反応

海外の反応

  • 今シーズンの山本由伸の28回の先発で、ドジャースは1試合あたり平均4.04得点で、打率.221/.306/.367です。他の124試合では、平均5.36得点で打率.261/.335/.456です。x.com
  • MLBピッチャープレイ #2: 山本由伸がジャイアンツ戦で6.5奪三振オーバー (-155)。彼は過去10試合のうち6試合でこのラインを達成し、ジャイアンツ戦の過去4試合のうち2試合で達成しています。過去10試合で平均6.1イニングを投げています。x.com
  • MLBプレイヤープロップ: 山本由伸の7.5奪三振オーバー +100。3試合連続で10奪三振を記録し、今はホームでジャイアンツと対戦します。ジャイアンツは前の試合で11回三振しています。このスポットが大好きです!x.com
  • 今日の対戦: ローガン・ウェブ (3.34) vs. 山本由伸 (2.66)。x.com
  • 山本由伸はまだ27歳で、すでに日本シリーズ、金メダル、ワールド・ベースボール・クラシック、そしてワールドシリーズの優勝を果たしています。x.com
  • 山本由伸のスプリッターに対する相手打者の過去3先発: 21打数1安打 (.048打率)、12奪三振、52.3%の空振り率。x.com

関連NEWS

参考URL