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2025年9月26日 9:38

山本由伸が6回0封でロサンゼルス・ドジャースがNL西制覇、大谷翔平は54号

xhatenaline

stadiumChase Field
2025年9月26日 7:40~10:14
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LAD0404000008110
ARI000000000052
投手
Yoshinobu Yamamoto 60失点Tanner Scott 10失点Will Klein 10失点Anthony Banda 10失点
Jalen Beeks 11失点Nabil Crismatt 37失点Austin Pope 20失点Taylor Rashi 30失点
野手
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Teoscar Hernández (RF)Alex Call (RF)4番:Freddie Freeman (1B)Hyeseong Kim (2B)5番:Andy Pages (CF)6番:Michael Conforto (LF)7番:Miguel Rojas (2B)8番:Enrique Hernández (3B)9番:Dalton Rushing (C)
1番:Geraldo Perdomo (SS)2番:Ketel Marte (2B)Connor Kaiser (2B)3番:Corbin Carroll (RF)4番:Gabriel Moreno (C)5番:Adrian Del Castillo (DH)6番:Blaze Alexander (3B)Jordan Lawlar (3B)7番:Alek Thomas (CF)Jorge Barrosa (CF)8番:Tim Tawa (1B)9番:Jake McCarthy (LF)Ildemaro Vargas (1B)

山本が冷静に封じ、打線が早い回で決め、地区優勝を引き寄せた

Q
山本由伸はどんな投球内容だったのか?
A
6回4安打0失点、7奪三振2四球で試合を作った。要所で三振を奪い、長打を許さず、先発の役目を果たした。これで今季12勝目、防御率は2.40となった。
Q
得点は誰がどうやって奪ったのか?
A
2回にフレディ・フリーマンが先制弾、続いてアンディ・パヘスも一発。さらにムーキー・ベッツが左前への2点打。4回には大谷翔平の2ランとフリーマンのこの日2本目で計8点を積み上げた。
Q
この勝利でチームにどんな変化があったのか?
A
ロサンゼルス・ドジャースが8-0で快勝し、ナ・リーグ西地区優勝を決めた。これによりポストシーズン初戦のワイルドカード・シリーズは本拠地開催となる。
Q
記録面でのトピックはあったのか?
A
山本は試合中に今季200奪三振へ到達し、最終的に201奪三振となった。打線では大谷が54号本塁打で、2年合計本塁打が108となり、アレックス・ロドリゲスの109に1本差とした。

山本が6回0封、序盤の一撃で主導権を握る

試合はフェニックスで行われた。開始は12:40(現地時間)、日本時間では9月26日4:40である。ロサンゼルス・ドジャースは山本由伸が先発、相手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスの継投策だった。序盤から空気はドジャースに流れた。

2回、先頭のフレディ・フリーマンが右中間へ運ぶ一振りで口火を切る。続くアンディ・パヘスも左へ放り込み、たたみかけた。なおも走者を置いて、ムーキー・ベッツが左前へ運び2者生還。わずか1イニングで4点だ。相手は左腕ジェイレン・ビークスから右腕ナビル・クリスマットへ継いだが、流れは変わらない。

4回にも大きな山が来た。先頭から走者を出すと、大谷翔平が右へ高く運ぶ2ラン。これでこの日6点目になる。直後にフリーマンがこの日2本目を右翼へ。スコアは8-0となり、主導権は完全にドジャースに渡った。

山本は淡々と自分の間で投げた。序盤は直球でカウントを作り、中盤は変化球で芯を外した。5回、6回は走者を背負っても崩れない。要所で高めに力の球を集め、ゴロと空振りで切った。最終的に6回4安打0失点、7奪三振2四球。長打はゼロで、危険球もない。球数に無理はかけず、ポストシーズンを見すえた内容である。

リリーフも流れを守った。7回はタナー・スコットが三者凡退でつなぎ、8回はウィル・クラインが力で押した。守備もそつがない。中堅のアンディ・パヘスが前に落ちそうな打球を素早く処理し、走者を進めなかった。終盤は無理に追加点を狙わず、アウトを重ねる形で試合を締めた。

打線は長打と単打の配合がよい。2回の連打と一発、4回の重ね方は理想形だ。特にベッツの2点打は、走者2人をしっかり返す技ありの一撃である。大谷の54号は逆方向へ運ぶ完璧な軌道。フリーマンはストライクを待ち、確実に仕留めた。相手の継投プランを序盤で崩したことが、この試合の肝だと言える。

この勝利でロサンゼルス・ドジャースはナ・リーグ西地区優勝を決めた。シーズン成績は90勝69敗となり、ワイルドカード・シリーズは本拠地で戦うことが確定した。山本はこれで12勝8敗、防御率は2.40となった。試合中に今季200奪三振へ到達し、終わってみれば201奪三振。直近5登板では34回でわずか3失点、被安打は11と安定感は抜群だ。

山本の良さは、相手の狙いに応じた引き出しの多さだ。立ち上がりは低めでゴロを量産、中盤は高低差で空振りを取る。走者を出しても球種の見せ方でタイミングをずらし、甘い球を続けない。きょうもその強みが出た。短期戦では1球の重みが増すが、この投球なら不安は小さい。打線も序盤で試合を決める力がある。投打のかみ合わせは、10月に向けて明るい材料だ。

本日の成績(投手)

投球回数
6
投球数
94
被安打数
4
奪三振数
7
与四球数
2
死球数
0
失点数
0
自責点数
0
6回94球、被安打4・7奪三振・与四球2の無失点。カットと緩いカーブで緩急を効かせて要所を締め、先発の役割を果たした。

記録

NEXT

  • ポストシーズンでの登板内容次第で、新たな個人節目の更新が見込める。
  • 初戦での二桁奪三振など、短期戦での自己最多更新に期待がかかる。

COMPLETE

  • 今季200奪三振に到達(9月25日)。
  • 今季30先発に到達(9月25日)。
  • 直近5登板は34回で3失点、被安打11。

次回の試合

次戦はシアトル・マリナーズ戦。9月26日18:40開始(現地時間・シアトル)/日本時間9月27日10:40、会場はT-Mobileパークである。ロサンゼルス・ドジャースはエメット・シーハンの先発予定。相手は地区優勝を決めたばかりの強敵で、打線は大谷翔平の2年合計本塁打109への到達にも注目だ。

SNSの反応

海外の反応

  • ヨシノブ・ヤマモトの2025年レギュラーシーズン最終登板の最終成績:6回、4被安打、2四球、0失点、7奪三振。ヤマモトの9月:27回、7被安打、2自責点(防御率0.67)、34奪三振。x.com
  • ヨシノブ・ヤマモトは直近6回の先発で1勝0敗、防御率1.76、WHIP0.68、相手打率.111。x.com
  • ヨシノブ・ヤマモトの直近5回の先発:(今日の途中まで)6奪三振、7奪三振、10奪三振、10奪三振、10奪三振。x.com
  • ヨシノブ・ヤマモトのレギュラーシーズン最終5回の先発(今日を含む):7回/1自責点/10奪三振/0四球、8.2回/1自責点/10奪三振/2四球、7回/1自責点/10奪三振/1四球、5.2回/0自責点/7奪三振/6四球、6回/0自責点/7奪三振/2四球。合計34.1回、防御率0.79、44奪三振、11四球。x.com
  • ドジャースのエース、ヨシノブ・ヤマモトの今日の登板は終了:6回、4被安打、0失点、2四球、7奪三振。直近5回の先発で防御率0.79、34 1/3回で44奪三振。そう、彼は10月に向けて準備万端だ。x.com
  • ヨシノブ・ヤマモトがドジャースのためにまた素晴らしい投球を見せた。6回 | 4被安打 | 0失点 | 2四球 | 7奪三振。x.com
  • ヨシノブ・ヤマモトのレギュラーシーズンが終了。30先発、173.2回、防御率2.49、FIP2.94、201/59の奪三振対四球比、18回のクオリティスタート。素晴らしいシーズンだった!x.com

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