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2025年9月20日 18:08

大谷翔平52号3ランで逆転、ベッツ連発 ロサンゼルス・ドジャースが6-3勝利で13年連続のポストシーズン進出

xhatenaline

stadiumDodger Stadium
2025年9月20日 14:10~16:57
123456789
SFG101000100380
LAD01004100-671
投手
Robbie Ray 4 2/35失点Spencer Bivens 1 1/31失点Matt Gage 10失点Carson Seymour 10失点
Clayton Kershaw 4 1/32失点Edgardo Henriquez 1 1/30失点Justin Wrobleski 1 1/31失点Kirby Yates 10失点Tanner Scott 10失点
野手
1番:Heliot Ramos (LF)2番:Willy Adames (SS)3番:Rafael Devers (DH)4番:Matt Chapman (3B)5番:Wilmer Flores (1B)6番:Casey Schmitt (2B)7番:Jerar Encarnacion (RF)8番:Patrick Bailey (C)9番:Drew Gilbert (CF)Christian Koss (PH)
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Teoscar Hernandez (RF)4番:Freddie Freeman (1B)5番:Tommy Edman (CF)6番:Miguel Rojas (2B)7番:Andy Pages (LF)8番:Enrique Hernandez (3B)9番:Dalton Rushing (C)

大谷の52号3ランで一気逆転、ベッツ続弾で主導権確保、カーショーの最終登板を勝利で見送った。

Q
大谷翔平はどのように試合を動かしたのか?
A
5回2死一二塁で直球を仕留め、左へ3ラン。打球速度100.2マイル、角度30度、飛距離369フィート。今季52号で一気に逆転した。打撃成績は4打数1安打1得点3打点である。
Q
試合の得点経過はどうだったのか?
A
初回にジャイアンツがヘリオット・ラモスの先頭打者弾で先制。2回にミゲル・ロハスが同点弾。3回にウィルマー・フローレスの適時打で再びリードされたが、5回に大谷の3ランとムーキー・ベッツの連発で逆転。6回はアンディ・パヘスの適時二塁打で加点し、7回に1点返されても6-3で逃げ切った。
Q
クレイトン・カーショーの内容と場内の反応は?
A
本拠地でのレギュラー季最終登板は4回1/3、4安打2失点、6奪三振、4四球で勝敗つかず。交代時に観客5万3037人が総立ちで拍手し、ベンチでデーブ・ロバーツ監督や仲間に抱きしめられた。
Q
この勝利の意味は何か?
A
ロサンゼルス・ドジャースは13年連続でポストシーズン進出を決めた。地区優勝マジックは4で、残り8試合での早期決定が見えてきた。
Q
次の試合の先発と開始時刻は?
A
ロサンゼルス・ドジャースはタイラー・グラスノー、サンフランシスコ・ジャイアンツはテン・カイウェイが先発予定。開始は現地時間9月20日18:10、日本時間9月21日10:10、会場はドジャー・スタジアムである。

大谷の一振りで流れ一変、5回4得点で勝負決着。

試合は現地時間9月19日22:10開始(日本時間9月20日14:10)、場所はドジャー・スタジアムである。序盤は重い空気だった。初回、サンフランシスコ・ジャイアンツのヘリオット・ラモスに先頭弾を浴び、ロサンゼルス・ドジャースは追う展開となった。

2回、ミゲル・ロハスが左中間へ運び、すぐ同点に追いつく。だが3回はウィルマー・フローレスの中前打で再び失点。スコアは1-2。クレイトン・カーショーは球数が増えつつも粘り、4回1/3で2失点、6三振。四球は4つと多かったが、最後は三振で締め、万雷の拍手を受けて降板した。これは本拠地でのレギュラー季ラスト登板であり、感謝と敬意が球場を満たした。

場面が変わったのは5回だ。2死一二塁で大谷翔平。相手は左腕ロビー・レイ。95.5マイルの4シームを捉え、左へ高く強く運んだ。打球速度100.2マイル、打球角度30度、飛距離は369フィート。スタットキャストの数字どおりの完璧な一撃である。これが今季52号となる3ランで一気に4-2。続いたムーキー・ベッツも中越えのアーチ。5回だけで4点を重ね、主導権を握った。

6回にはアンディ・パヘスが中越えへ二塁打。二塁走者のロハスが生還し、6-2。7回にマット・チャップマンの適時打で1点を返されたが、リードは揺るがない。救援はエドガルド・エンリケスが勝ち投手となり、ジャスティン・ロブレスキ、カービー・イェーツを挟み、最後はタナー・スコットが締めた。スコットは今季22セーブ目である。

打線では大谷が4打数1安打、1得点3打点。5回の一振りで空気を変えた。ベッツは1安打1打点、ロハスは本塁打を含む2安打2得点1打点と元気。パヘスは2本の二塁打で長打力を示した。チームの残塁はわずか2。少ない好機を確実に点へ変えたことが勝因である。

一方、カーショーの登板は数字以上に重みがあった。18年の歳月を重ねたエースが、満員の声援に包まれてマウンドを降りた。降板時はベンチで抱擁が続き、温かい空気に包まれた。この勝利は、その門出にふさわしい贈り物となった。

試合は2時間47分で終了。観客は5万3037人。シリーズはこれでロサンゼルス・ドジャースの4勝1敗となった。勝利により、球団は13年連続のポストシーズン進出を決めた。ナ・リーグ西地区の優勝マジックは4まで減り、残り8試合での決着が見えてきた。

数字面も触れておく。大谷の5回の本塁打は、打球速度100.2マイル、角度30度、飛距離369フィートという理想的な“三拍子”。投じた球は95.5マイルの4シームで、カウントは2-2。打席の設計と反応が噛み合った。ここ1週間で大谷は50号、51号、52号と重ね、連続出塁は24試合に到達。打点は98に乗せ、区切りの100が目前である。

相手の先発ロビー・レイは4回2/3で5失点、被弾3。ドジャー・スタジアムの広い外野も、この日の大谷とベッツの打球には狭く見えた。重い初回の1点を、打線と継投で上書きしたロサンゼルス・ドジャースの勝ち方は、秋の戦いに向けた好材料である。

本日の成績(打者)

1打席目
飛球
初回はセンターへのフライで凡退。
1回表
2打席目
飛球
3回は中堅へのライナーでアウト。
3回表
3打席目
HR
5回二死一二塁から左越え3ラン(EV100.2mph、角度30°、369ft)。
5回表
4打席目
三振
7回は空振り三振。
7回表

記録

NEXT

  • 自己の球団単年本塁打記録54本に並ぶまであと2、更新まであと3。
  • 今季100打点まであと2。
  • 連続出塁の継続へ(現24試合、リーグ最長)。
  • 2年通算の塁打数で球団最多更新が射程(前回発表で記録まで残り11)。

COMPLETE

  • 9月19日:52号3ランで連続出塁24試合に到達(リーグ最長)。
  • 9月17日:フィリーズ戦で51号を放つ。
  • 9月16日:フィリーズ戦で50号到達、2年連続50本塁打を達成。
  • 9月14日:今季135得点で球団の単年得点記録を更新。

次回の試合

次戦は現地時間9月20日18:10開始(日本時間9月21日10:10)、会場はドジャー・スタジアム。ロサンゼルス・ドジャースはタイラー・グラスノー、サンフランシスコ・ジャイアンツはテン・カイウェイの先発予定。グラスノーは9月14日の対ジャイアンツ戦で6回2/3を1失点と好投、優勝マジック4の中で先手を取りたい。

SNSの反応

海外の反応

  • 大谷翔平は史上最高の単一試合パフォーマンスを提供したのか?50本塁打/50盗塁クラブの初のメンバーになり、6打数6安打、3本塁打、2盗塁、10打点。x.com
  • (LAD) 大谷翔平は(SFG) ロビー・レイに対して34.3の本塁打マッチアップスコアを持っています。過去14日間の試合で、大谷翔平は17.6%のバレル率、55.9%のハードヒット率、平均打球速度110.9を持っています。今シーズン、彼は51本塁打を打っており、そのうち13本が来ています。x.com
  • 6安打、3本塁打、2盗塁、10打点...大谷はただ試合をしただけでなく、ファンが世代を超えて語り継ぐ物語を提供しました。x.com
  • @Dodgers 大谷の6回裏の二塁打は素晴らしかったが、8回裏に打った二塁打はさらに良かった。大きな点は、彼が苦手とする左投手に対して打てたことだ。それは素晴らしい打撃だ。x.com
  • 🚨 ホームラン寸前! 🚨 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース) 対 ローガン・ウェブ(サンフランシスコ・ジャイアンツ) 💨 107.8 mph 📐 23.0° 📏 362.0 ft 📍 6回裏 🏟️ ドジャー・スタジアム 30球場のうち2球場でホームランになる! 結果: 二塁打x.com
  • 大谷翔平 (LAD) がセンターのジョン・フー・リーにシャープなラインドライブで二塁打 (24)。 xV: 107.4 mph 🚀 | +440 (FanDuel)x.com
  • 大谷翔平がシャープなラインドライブで二塁打 (24) をセンターのジョン・フー・リーに (09/18/25) ハング: 2.9s | 野手距離: 92ft. ヒット確率: 85% 💥 二塁打 #LetsGoDodgers #SFGiantsx.com

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