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2025年9月24日 18:42

大谷翔平 6回無失点8奪三振も終盤逆転負け ロサンゼルス・ドジャース×アリゾナ・ダイヤモンドバックス最新戦評

xhatenaline

stadiumChase Field
2025年9月24日 13:40~16:20
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LAD010002100450
ARI000000302590
投手
Shohei Ohtani 60失点Jack Dreyer 2/32失点Edgardo Henriquez 1/31失点Alex Vesia 10失点Tanner Scott 2/32失点
Brandon Pfaadt 63失点John Curtiss 2/31失点Jalen Beeks 1/30失点Brandyn Garcia 10失点Ryan Thompson 10失点
野手
1番:Shohei Ohtani (DH)2番:Mookie Betts (SS)3番:Freddie Freeman (1B)4番:Max Muncy (3B)5番:Teoscar Hernandez (RF)6番:Michael Conforto (LF)Alex Call (LF)7番:Tommy Edman (2B)8番:Andy Pages (CF)9番:Ben Rortvedt (C)
1番:Geraldo Perdomo (SS)2番:Ketel Marte (2B)3番:Corbin Carroll (RF)4番:Gabriel Moreno (DH)5番:Blaze Alexander (3B)6番:Ildemaro Vargas (1B)7番:Alek Thomas (CF)Tim Tawa (PH)Tim Tawa (LF)8番:James McCann (C)9番:Jake McCarthy (LF)Jordan Lawlar (PH)Adrian Del Castillo (PH)Jorge Barrosa (CF)

大谷は完璧も、終盤の綻びでダイヤモンドバックスに逆転を許し白星を逃す。

Q
大谷翔平の投球内容はどうだったのか?
A
6回無失点で8奪三振、四球0、被安打5であった。球数は91で、先発として今季最長であった。打席では0安打3打数、四球1、得点1であった。
Q
勝敗を分けた場面はどこか?
A
9回の守備で救援が先頭打者への死球と四球で走者を出し、送りバントで二三塁。続く左翼への犠牲フライで同点、最後はヘラルド・ペルドモの左前打でサヨナラとなった。
Q
攻撃面の見どころは何だったのか?
A
テオスカー・ヘルナンデスが2回に左中間へ25号ソロ、6回に中越え2点三塁打で計3打点。7回にはベン・ロートベートが今季1号を右翼へ運び、4点目を加えた。
Q
この結果で順位や状況はどう動いたのか?
A
ロサンゼルス・ドジャースは88勝69敗となり、ナショナル・リーグ西地区のリードはサンディエゴ・パドレスに対し1.5ゲーム差に縮まった。地区優勝へのマジックは3のままである。

6回無失点の大谷も救援乱調で痛い逆転負け。

試合は2025年9月23日、現地時間の夜にフェニックスのチェイス・フィールドで行われた。相手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスで、ロサンゼルス・ドジャースは5-4でサヨナラ負けとなった。

大谷翔平は先発で6回を無失点。8奪三振、四球0、被安打5で、全て単打であった。球数は91で、今季最長の投球回と球数である。3回は先頭の内野安打から、3者連続三振でねじ伏せた。直球は時速160km台で、最速は101.2マイル(約162.9km/h)に達したと報じられている。5回は自ら1-4-3の併殺を完成させ、流れを渡さなかった。

打席では0安打3打数、四球1、得点1。だが先頭打者としての役割は果たし、6回の攻めで四球で出塁し、後続の長打で生還した。

攻撃はテオスカー・ヘルナンデスが主役であった。2回に左中間へ25号ソロ。6回には中堅越えの2点三塁打で追加点を奪い、リードを広げた。7回にはベン・ロートベートが右翼へ今季1号ソロ。これで4-0とした。

しかし7回、救援に代わると試合は一変した。まずジャック・ドライヤーが2死まで進めるも、ジェームズ・マッキャンに中越え二塁打で1点を許す。続くエドガルド・エンリケスが、代打エイドリアン・デル・カスティーヨに右翼へ2ランを被弾。一気に4-3となった。

8回はアレックス・ベシアが登板。四球で走者を背負いながらも、失点は許さなかった。だが9回、守護神タナー・スコットが先頭に死球、その後に四球で無死一二塁。送りバントで一死二三塁となり、ホルヘ・バーローサの左翼への犠牲フライで同点。最後はヘラルド・ペルドモに左前打を許し、試合はサヨナラで決した。

公式記録では、勝利はライアン・トンプソン、敗戦はタナー・スコット。アリゾナは反撃の7回に3点、9回に2点と、終盤の集中打で流れをつかんだ。

この試合で大谷は通算100度目の先発登板に到達した。しかも3試合連続で無失点である。直球の力は戻り、時に時速160km台前半で空振りを奪った。復帰後の段階的な球数増も実を結び、10月へ向けて姿が見えた一戦であったと言える。

一方で、ロサンゼルス・ドジャースは救援の粘りが課題である。四球と死球で走者を背負い、進塁打で追い詰められる、という悪い流れを断てなかった。攻撃は長打で点を重ねたが、終盤の追加点が出なかった。イニングの先頭出塁や犠打処理の精度など、短期戦を見据えて細かい場面の徹底が必要である。

地区の状況は厳しさを増した。ロサンゼルス・ドジャースの西地区首位は、サンディエゴ・パドレスに対して1.5ゲーム差。残り試合での修正と、終盤の綻びをどう埋めるかが焦点である。

本日の成績(投手)

投球回数
6
投球数
91
被安打数
5
奪三振数
8
与四球数
0
死球数
0
失点数
0
自責点数
0
6回91球無失点、8奪三振・無四球。球威と制球が安定。降板後に救援が逆転を許し勝敗つかず。

本日の成績(打者)

1打席目
ゴロ
一ゴロで先頭打者アウト。
1回表
2打席目
飛球
三邪飛。
3回表
3打席目
四球
四球で出塁し、T.ヘルナンデスの三塁打で生還。
6回表
4打席目
三振
見逃し三振。
7回表

記録

NEXT

  • 自己最多かつ球団単年記録の54本塁打まであと1本。
  • ナ・リーグ本塁打争いで単独首位へ再浮上の可能性。
  • 次回登板で無失点連続登板を4に伸ばす可能性。
  • ドジャー・スタジアム単年最多本塁打記録を30本台へさらに上積みの可能性。

COMPLETE

  • 通算100度目の先発登板を達成。
  • 3試合連続無失点を継続。
  • 今季53本塁打に到達し、ナ・リーグ本塁打トップに再び並ぶ。
  • ドジャー・スタジアムの単年最多本塁打記録を29本に更新。

次回の試合

次戦は2025年9月24日 18:40開始(現地時間・フェニックス)、日本時間では9月25日 10:40。場所はチェイス・フィールド。先発予定はロサンゼルス・ドジャースがブレイク・スネル、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがライン・ネルソン。地区優勝マジックは3で、首位は1.5ゲーム差のまま。

SNSの反応

海外の反応

  • 大谷翔平の最近の3回の先発:13.2イニング、5安打、1失点、防御率0.66、19奪三振、4四球。彼は10月に向けていいタイミングで調子を上げている。今夜の大谷のピッチングはどうなると思う?x.com
  • 50本以上のホームラン、OPS1.015、防御率3.29? MLB史上そんな数字を出した選手はいない。大谷はこれまで見た中で最高のMVPシーズンを送っている。数字は嘘をつかない、これは接戦じゃない。大谷が圧勝するよ。x.com
  • MLBホームラン#2。大谷翔平のホームラン(+255 FD)。今日は強い対戦相手に対して珍しく割安な価格だ。対戦相手:ブランドン・プファート(右投手)。左打者に対して1.44 HR/9、12%のバレル率を許し、今季左打者に14本のホームランを打たれている。x.com
  • 9/23続き。バイロン・バクストンはパトリック・コービンに対して打率.250、OPS1.333、2本塁打(8打数)。ジョー・アデルはコール・ラガンズに対して打率.333、OPS1.222、1本塁打(9打数)。大谷翔平はブランドン・プファートに対して打率.267、OPS.800、1本塁打(15打数)。ムーキー・ベッツは打率.500、OPS1.439、2本塁打。x.com

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