
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LAD | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | 5 | 0 |
ARI | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 5 | 9 | 0 |
大谷は完璧も、終盤の綻びでダイヤモンドバックスに逆転を許し白星を逃す。
6回無失点の大谷も救援乱調で痛い逆転負け。
試合は2025年9月23日、現地時間の夜にフェニックスのチェイス・フィールドで行われた。相手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスで、ロサンゼルス・ドジャースは5-4でサヨナラ負けとなった。
大谷翔平は先発で6回を無失点。8奪三振、四球0、被安打5で、全て単打であった。球数は91で、今季最長の投球回と球数である。3回は先頭の内野安打から、3者連続三振でねじ伏せた。直球は時速160km台で、最速は101.2マイル(約162.9km/h)に達したと報じられている。5回は自ら1-4-3の併殺を完成させ、流れを渡さなかった。
打席では0安打3打数、四球1、得点1。だが先頭打者としての役割は果たし、6回の攻めで四球で出塁し、後続の長打で生還した。
攻撃はテオスカー・ヘルナンデスが主役であった。2回に左中間へ25号ソロ。6回には中堅越えの2点三塁打で追加点を奪い、リードを広げた。7回にはベン・ロートベートが右翼へ今季1号ソロ。これで4-0とした。
しかし7回、救援に代わると試合は一変した。まずジャック・ドライヤーが2死まで進めるも、ジェームズ・マッキャンに中越え二塁打で1点を許す。続くエドガルド・エンリケスが、代打エイドリアン・デル・カスティーヨに右翼へ2ランを被弾。一気に4-3となった。
8回はアレックス・ベシアが登板。四球で走者を背負いながらも、失点は許さなかった。だが9回、守護神タナー・スコットが先頭に死球、その後に四球で無死一二塁。送りバントで一死二三塁となり、ホルヘ・バーローサの左翼への犠牲フライで同点。最後はヘラルド・ペルドモに左前打を許し、試合はサヨナラで決した。
公式記録では、勝利はライアン・トンプソン、敗戦はタナー・スコット。アリゾナは反撃の7回に3点、9回に2点と、終盤の集中打で流れをつかんだ。
この試合で大谷は通算100度目の先発登板に到達した。しかも3試合連続で無失点である。直球の力は戻り、時に時速160km台前半で空振りを奪った。復帰後の段階的な球数増も実を結び、10月へ向けて姿が見えた一戦であったと言える。
一方で、ロサンゼルス・ドジャースは救援の粘りが課題である。四球と死球で走者を背負い、進塁打で追い詰められる、という悪い流れを断てなかった。攻撃は長打で点を重ねたが、終盤の追加点が出なかった。イニングの先頭出塁や犠打処理の精度など、短期戦を見据えて細かい場面の徹底が必要である。
地区の状況は厳しさを増した。ロサンゼルス・ドジャースの西地区首位は、サンディエゴ・パドレスに対して1.5ゲーム差。残り試合での修正と、終盤の綻びをどう埋めるかが焦点である。
本日の成績(投手)
- 投球回数
- 6
- 投球数
- 91
- 被安打数
- 5
- 奪三振数
- 8
- 与四球数
- 0
- 死球数
- 0
- 失点数
- 0
- 自責点数
- 0
- 6回91球無失点、8奪三振・無四球。球威と制球が安定。降板後に救援が逆転を許し勝敗つかず。
本日の成績(打者)
記録
NEXT
- 自己最多かつ球団単年記録の54本塁打まであと1本。
- ナ・リーグ本塁打争いで単独首位へ再浮上の可能性。
- 次回登板で無失点連続登板を4に伸ばす可能性。
- ドジャー・スタジアム単年最多本塁打記録を30本台へさらに上積みの可能性。
COMPLETE
- 通算100度目の先発登板を達成。
- 3試合連続無失点を継続。
- 今季53本塁打に到達し、ナ・リーグ本塁打トップに再び並ぶ。
- ドジャー・スタジアムの単年最多本塁打記録を29本に更新。
次回の試合
次戦は2025年9月24日 18:40開始(現地時間・フェニックス)、日本時間では9月25日 10:40。場所はチェイス・フィールド。先発予定はロサンゼルス・ドジャースがブレイク・スネル、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがライン・ネルソン。地区優勝マジックは3で、首位は1.5ゲーム差のまま。
SNSの反応
海外の反応
- 大谷翔平の最近の3回の先発:13.2イニング、5安打、1失点、防御率0.66、19奪三振、4四球。彼は10月に向けていいタイミングで調子を上げている。今夜の大谷のピッチングはどうなると思う?x.com
- 50本以上のホームラン、OPS1.015、防御率3.29? MLB史上そんな数字を出した選手はいない。大谷はこれまで見た中で最高のMVPシーズンを送っている。数字は嘘をつかない、これは接戦じゃない。大谷が圧勝するよ。x.com
- MLBホームラン#2。大谷翔平のホームラン(+255 FD)。今日は強い対戦相手に対して珍しく割安な価格だ。対戦相手:ブランドン・プファート(右投手)。左打者に対して1.44 HR/9、12%のバレル率を許し、今季左打者に14本のホームランを打たれている。x.com
- 9/23続き。バイロン・バクストンはパトリック・コービンに対して打率.250、OPS1.333、2本塁打(8打数)。ジョー・アデルはコール・ラガンズに対して打率.333、OPS1.222、1本塁打(9打数)。大谷翔平はブランドン・プファートに対して打率.267、OPS.800、1本塁打(15打数)。ムーキー・ベッツは打率.500、OPS1.439、2本塁打。x.com
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参考URL
- Diamondbacks 5-4 Dodgers (Sep 23, 2025) Box Score - ESPN
- Diamondbacks 5-4 Dodgers (Sep 23, 2025) Play-by-Play - ESPN
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- Shohei Ohtani has 3rd straight dominant outing on mound with 6 scoreless innings
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