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2025年9月25日 18:19

菊池雄星が5回1安打で今季最終登板を勝利締め|ロサンゼルス・エンゼルス3-2カンザスシティ・ロイヤルズの全記録と次戦情報

xhatenaline

stadiumAngel Stadium
2025年9月25日 13:38~16:01
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KCR000010100223
LAA01110000-361
投手
Stephen Kolek 63失点Jonathan Bowlan 20失点
Yusei Kikuchi 51失点Jose Fermin 10失点Chase Silseth 11失点Luis Garcia 10失点Kenley Jansen 10失点
野手
1番:Maikel Garcia (3B)2番:Bobby Witt Jr. (SS)3番:Vinnie Pasquantino (1B)4番:Salvador Perez (DH)5番:Randal Grichuk (LF)Mike Yastrzemski (PH)Mike Yastrzemski (CF)6番:Jonathan India (2B)7番:Luke Maile (C)Carter Jensen (PH)Carter Jensen (C)8番:Jac Caglianone (RF)9番:Tyler Tolbert (CF)Adam Frazier (PH)Adam Frazier (LF)
1番:Nolan Schanuel (1B)2番:Taylor Ward (LF)3番:Yoan Moncada (DH)4番:Jo Adell (RF)5番:Luis Rengifo (3B)6番:Christian Moore (2B)7番:Oswald Peraza (SS)8番:Sebastian Rivero (C)9番:Bryce Teodosio (CF)

先手でカウントを作り、5回1安打の快投で試合を掌握した

Q
菊池雄星のきょうの最終成績はどうだったのか?
A
5回、1安打、1失点、1四球、6奪三振で勝ち投手である。球数は66球で、ストライクは46。唯一の被安打は5回の被弾であった。
Q
途中降板の理由は何だったのか?
A
6回の投球前、肩慣らしのあとに左前腕のけいれんが出たためである。大事を取って交代となったが、その時点で試合はリードしていた。
Q
試合の得点はどのように入ったのか?
A
2回にルイス・レンヒーフォの二塁打から、オズワルド・ペラーザのゴロで先制。3回はテイラー・ウォードのソロで加点。4回は相手の悪送球で3点目。ロイヤルズは5回の一発と7回の適時打で2点であった。
Q
配球や球質で目立った点はあったのか?
A
序盤はスライダーが決め手である。初回2アウトでは、83.6マイル、回転2605rpmのスライダーで空振り三振を奪った。全体でもゾーン先行でテンポよく攻めた。
Q
リリーフ陣はどう締めたのか?
A
ホセ・フェルミン、チェイス・シルセス、ルイス・ガルシア、そしてケンリー・ジャンセンの順で継投。ジャンセンが9回を三者凡退で締め、今季28セーブ目である。

スライダーが冴え、5回1安打1失点で勝利。

導入|要点
菊池雄星が、現地9月24日(日本時間9月25日)のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、今季のラスト登板を勝利で締めた。ロサンゼルス・エンゼルスが3-2で勝ち、菊池は5回1安打1失点、6奪三振。球数66で、ストライク46。相手の唯一の安打はランドル・グリチックの一発だけである。

試合の流れ
2回、ルイス・レンヒーフォが左中間へ二塁打。オズワルド・ペラーザのゴロで先制した。3回はテイラー・ウォードが左中間へソロ。スイングは短く、打球はすっと伸びた。4回はペラーザのゴロで本塁を狙い、投手の送球がそれてもう1点。相手の守りのほころびを、しっかり点に変えた。5回、唯一の失点。グリチックに真ん中寄りを運ばれた。だが慌てない。次打者を打ち取り、流れは渡さない。7回にはカーター・ジェンセンの適時打で1点差に迫られたが、最後はケンリー・ジャンセンが2三振で締めた。

菊池の投球
この日の合言葉は、先手である。初球からストライクで入り、打者に迷う暇を与えない。初回2アウトでは、スライダーで空振り三振。その球は83.6マイルで、回転は2605rpm。切れが良く、芯を外すには十分であった。ゴロも多く、内野の守りとリズムが合った。66球中46がストライク。テンポの良さが、守備にも打線にもいい風を運んだと言える。

交代の理由
6回の前、肩慣らしのあとに左前腕のけいれんが出た。無理をせず交代となった。症状は軽いものと見られ、チームは予定どおり継投に入った。ホセ・フェルミン、チェイス・シルセス、ルイス・ガルシアがつなぎ、最後はジャンセンが9回を三者凡退。475セーブに到達したベテランが、安定感で試合を閉じた。

打線の援護
打線は多くない好機をものにした。2回の先制は、レンヒーフォの一打から。3回の追加点は、ウォードの一振り。4回の加点は、相手の送球ミスを逃さない走塁から生まれた。得点は合計で3。十分とは言えないが、この日の菊池には足りた。守りのミスを誘い、少ないチャンスで点を拾う。9月の勝ち方としては、教科書どおりである。

文脈と意義
菊池は8月9日以来の白星である。後半は苦しい週もあったが、きょうは持ち味を出した。被安打1、四球1。5回を投げ切り、試合をしっかり作った。これで今季の防御率は3.99。先発は33試合に達した。移籍初年で起用に応え、ローテの柱として役割を果たしたと言える。

ハイライトの一枚
この試合を一枚で語るなら、3回のウォードのソロと、初回のスライダーでの三振である。打線が早い回で援護し、エース格がスラで空振りを奪う。映画の導入のように、筋が通った展開であった。

次章への視点
菊池は今季の登板を終えた。通算では大台の1000奪三振に到達している。来季もスライダーを軸に、真っ直ぐとの高低で揺さぶる形が基本になるはずだ。球数の配分と、6回の入りの工夫。ここが、来季の伸びしろである。

本日の成績(投手)

投球回数
5
投球数
66
被安打数
1
奪三振数
6
与四球数
1
死球数
0
失点数
1
自責点数
1
先発して5回1安打1失点、6奪三振1四球(66球)。6回前の投球練習で左前腕の張りにより降板も、リードを守って今季7勝目。

記録

NEXT

  • MLB通算200先発が視野に入る。
  • MLB通算1000投球回の大台が次季の早い時期に見えてくる。

COMPLETE

  • 現地9月24日の登板で8月9日以来の白星をつかんだ。
  • 今季33先発に到達し、3年連続で30先発以上となった。

次回の試合

次戦はロサンゼルス・エンゼルス対カンザスシティ・ロイヤルズのシリーズ最終戦。現地9月25日18:38開始(米太平洋時間)、会場はエンゼル・スタジアム。日本時間は9月26日10:38。先発はエンゼルスがミッチ・ファリス、ロイヤルズはマイケル・ロレンゼンである。初回の立ち上がりと、外野守備の位置取りに注目したい。

SNSの反応

海外の反応

  • MLBの今日のピック ⚾️💫💸 MLBのPOTDで23勝5敗。菊池対KCはいつも良い仕事をする。 KCに対する最後の3試合 - 4奪三振/12奪三振/8奪三振 彼の最後の試合の一つで、今夜彼が活躍することを期待している。 彼のスライダーはKCの弱点だ。 24勝5敗にしよう #PrizePicks #MLB #Angels #Chalkboardx.com
  • KC (スティーブン・コレック) @ LAA (菊池雄星) 9:38 EST コレック 2025年の統計: 18先発 106.2回 3.54防御率 3.73 FIP 4.10 xFIP 6.33 K/9 2.45 BB/9 1.8 fWAR 菊池 2025年の統計: 32先発 173.1回 4.05防御率 4.25 FIP 4.32 xFIP 8.72 K/9 2.79 BB/9 2.4 fWARx.com
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  • 菊池が明日先発する。楽しみにしている。6回で2点くらいに抑えられることを希望している。打線については、各選手が自分のスタイルで打ってほしい。また、ダブルプレーは好きじゃないので、もっとバントを使えればx.com

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