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2025年9月27日 16:43

鈴木誠也30号満塁弾でカブス12-1大勝 7回7得点で主導権

xhatenaline

stadiumWrigley Field
2025年9月27日 4:20~6:59
123456789
STL000000100150
CHC10021071-12120
投手
Miles Mikolas 54失点John King 10失点Gordon Graceffo 1/35失点Chris Roycroft 1 2/33失点
Colin Rea 5 2/30失点Caleb Thielbar 1/31失点Andrew Kittredge 10失点Daniel Palencia 10失点Brad Keller 10失点
野手
1番:Lars Nootbaar (LF)2番:Ivan Herrera (DH)Jimmy Crooks (PH)Jimmy Crooks (DH)3番:Alec Burleson (1B)Yohel Pozo (PH)Yohel Pozo (1B)4番:Nolan Arenado (3B)Jose Fermin (PH)Jose Fermin (2B)5番:Nolan Gorman (2B)Nolan Gorman (3B)6番:Thomas Saggese (SS)7番:Pedro Pags (C)8番:Jordan Walker (RF)9番:Victor Scott II (CF)
1番:Michael Busch (1B)Moises Ballesteros (PH)Moises Ballesteros (1B)2番:Nico Hoerner (2B)3番:Ian Happ (LF)Kevin Alce1ntara (LF)4番:Kyle Tucker (DH)5番:Seiya Suzuki (RF)6番:Pete Crow-Armstrong (CF)7番:Dansby Swanson (SS)8番:Reese McGuire (C)9番:Matt Shaw (3B)

鈴木誠也の満塁弾で流れをつかみ、終盤に打線が爆発した

Q
鈴木誠也はこの試合でどんな一打を放ったのか?
A
7回の攻撃で満塁弾を放ち、試合の流れを決めた。これが今季30号で、打線の大量得点を締める一打となった。
Q
他に目立った打撃は誰だったのか?
A
ニコ・ホーナーが先制弾を放ち、ピート・クロウ=アームストロングは30号で30本30盗塁に到達、マイケル・ブッシュは32号で続いた。
Q
投手陣の内容はどうだったのか?
A
先発のコリン・レアが5回2/3を無失点、被安打2、与四球1と好投した。相手先発のマイルズ・マイコラスは5回で被本塁打3、4失点だった。
Q
この勝利の意味は何か?
A
カブスは12-1で快勝し、ナ・リーグのワイルドカード・シリーズの本拠地開催権はマジック1になった。チームは勢いをつけて最終盤に入る。
Q
直前の鈴木誠也の状態は?
A
前日のメッツ戦で2本塁打を記録。打球速度は108.4マイルと101.9マイルで、長打の感触を取り戻した。

鈴木誠也の満塁弾が7回の大攻勢を締めた。

導入。カブスが終盤で一気に流れを引き寄せた一戦である。現地時間9月26日13:20開始、日本時間では9月27日03:20開始のデーゲームだ。相手はセントルイス・カージナルス、会場はリグレー・フィールドである。結果は12-1。打と投がかみ合い、理想に近い勝ち方となった。

試合の立ち上がりは静かではなかった。ニコ・ホーナーが早い回で一発を放ち、先に空気を変えた。これでベンチは楽になった。続いて、ピート・クロウ=アームストロングが一発。これが今季30号である。盗塁はすでに30を超えており、30本30盗塁の大台にのった。球団でこの到達は、サミー・ソーサ以来とされる。若い中堅手が、走力と長打で試合を広げた。

マイケル・ブッシュも見逃さない。甘い球を逃さず、32号を右へ運んだ。長打の連鎖が生まれ、相手の先発であるマイルズ・マイコラスに重圧がのしかかった。相手は5回で3被弾、4失点。球数もかさみ、流れは完全にカブスへ傾いた。

ここからが見せ場だ。7回、打線が一気に畳みかけた。四球と安打で満塁を作る。打席には鈴木誠也。力まず、甘い球をしっかりたたいた。打球は左中間の深い所へ伸び、外野席に吸いこまれた。満塁弾。今季30号だ。相手救援のクリス・ロイクロフトは成す術がなく、スコアは一気に広がった。7回は計7得点。試合はここでほぼ決した。

この満塁弾には、前日の流れがあった。前夜のニューヨーク・メッツ戦で、鈴木は2発をマークした。1本目は打球速度108.4マイル、2本目も101.9マイルと強い当たりだった。長打の感覚を取り戻し、そのまま次の日へとつなげた格好である。勢いは数字にも出る。30本の節目に到達し、打点も大台を超えた。

投手陣も安定した。先発のコリン・レアはテンポがいい。伸びのある直球で空振りを取り、変化球でカウントを作った。5回2/3で被安打2、与四球1。無失点で任務を果たした。その後は救援がつなぎ、失点は7回の1のみ。大量点の裏で、守りも落ち着いていた。

この日、打線にはもう一つの明るい話題があった。カイル・タッカーが復帰し、指名打者で中軸に入った。走塁で2度ホームにかえり、攻撃の厚みが増した。終盤の得点ラッシュは、復帰の効果も少なからずあったと言える。守備や走塁をふくめ、打線の骨格がそろった印象だ。

この勝利の意味は大きい。ナ・リーグのワイルドカード・シリーズで、本拠地開催権のマジックは1になった。残りは最終カード。ここでしっかり勝てば、地の利をもって短期決戦に入れる。打線の状態は上向きで、鈴木の一振りがチームの気持ちを押し上げた。

最後にポイントを整理する。先に点を取り、投手がゼロを並べ、終盤でダメ押し。理想的な勝ち筋だ。鈴木の満塁弾は、その流れの象徴である。前夜の2発で火がつき、きょうの決定打へ。良い循環ができている。次戦も、同じ狙いで行けばよい。

本日の成績(打者)

1打席目
飛球
2回裏、左翼への浅いフライでアウト。先頭打席は凡退。
2回表
2打席目
飛球
4回裏、ライトへの大きな飛球も外野手の正面でアウト。
4回表
3打席目
三振
6回裏、キングの前に空振り三振。
6回表
4打席目
HR
7回裏、ロイクロフトから左中間へ満塁弾(392フィート)。試合を決定づける一撃。
7回表

記録

NEXT

  • 3試合連続本塁打の可能性。前夜から勢いは続く。
  • 本拠地での短期決戦へ向け、勝負強さの指標となる決勝打の上積み。
  • 最終カードでの打点上積み。大台からさらに伸ばす見込み。

COMPLETE

  • 9月26日、カージナルス戦で満塁弾。今季30号に到達。
  • チームで30本塁打の打者が3人となった。球団では2004年以来。
  • 9月25日、メッツ戦で2本塁打。8月6日以来の一発を含む復調のサイン。
  • 打点が大台を超えたと報じられた。終盤で数字を伸ばした。

次回の試合

次戦は9月27日13:20開始(現地時間/中部時間)、日本時間では9月28日03:20開始、会場はリグレー・フィールド。相手はセントルイス・カージナルスで、先発は相手がマシュー・リベラトーレの見込み、カブスは未定だ。鈴木は2試合連続弾中で、3戦連発がかかる。

SNSの反応

海外の反応

  • セイヤ・スズキ - シカゴ・カブス 4打点、1得点、1ホームラン [FD(29.2) DK(20)]x.com
  • セイヤはプレーオフに完全に準備ができてる! グランドスラム! 30号ホームラン! 101打点! 💣 カブスが11-1でリード! #BeHereForItx.com
  • セイヤ・スズキのグランドスラム、彼はこの数日本当に調子がいいよ。7回でカブス11-1。このイニングでカブスが7得点。x.com
  • セイヤのスラaaaaム!!!!!!!!! スズキのグランドスラムでカブスが11-1のリード。セイヤの30号と100打点。x.com
  • セイヤが今30号のボム!!!!!!!!!! カブス11-1!!! この「Roycroft」 guyと話に行くところx.com
  • そして今日のカブスの4本目のホームラン、私の予測通り。8回にカージナルス相手に11-1。セイヤ・スズキのグランドスラムで、シーズン30ホームランと101打点のマイルストーンを達成 ⚾😍x.com
  • さて、セイヤ・スズキが戻ってきた。過去2試合で3ホームラン、グランドスラムを含めてカブスに10点リードを与える。 #cubsx.com

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