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2025年9月19日 10:06

吉田正尚は初回犠飛で先制も…レッドソックス惜敗|直近試合の詳報と次戦情報

xhatenaline

stadiumFenway Park
2025年9月19日 2:35~5:03
123456789
OAK301000100580
BOS110000010372
投手
J.T. Ginn 62失点Michael Kelly 10失点Hogan Harris 21失点
Brayan Bello 44失点Payton Tolle 31失点Greg Weissert 20失点
野手
1番:Lawrence Butler (CF)2番:Brent Rooker (DH)3番:Nick Kurtz (1B)4番:Tyler Soderstrom (LF)5番:Jacob Wilson (SS)6番:JJ Bleday (RF)7番:Darell Hernaiz (3B)8番:Zack Gelof (2B)9番:Willie MacIver (C)
1番:Jarren Duran (LF)2番:Trevor Story (SS)3番:Alex Bregman (3B)4番:Masataka Yoshida (DH)Romy Gonzalez (PH)5番:Nathaniel Lowe (1B)Carlos Narvaez (PH)6番:Connor Wong (C)Rob Refsnyder (PH)7番:David Hamilton (2B)Nick Sogard (PH)8番:Nate Eaton (RF)9番:Ceddanne Rafaela (CF)

吉田正尚は初回に犠飛で先制点、終盤に一発で粘るも反撃は届かず

Q
試合の最終結果はどうだったか?
A
ボストン・レッドソックスはフェンウェイ・パークでオークランド・アスレチックスに5-3で敗れた。初回に3失点を背負い、追う展開になった。
Q
吉田正尚はどの打順で、どのポジションで出たか?
A
吉田は4番・指名打者で先発した。2打席で0安打1打点、8回にロミー・ゴンザレスが代打で入り、交代となった。
Q
吉田の打点はどの場面で生まれたか?
A
1回裏1死一三塁で、右へ深い飛球を打ち上げた。球種はスライダー、球速85.6マイル、打球速度88.5マイル、角度54度、飛距離229フィート。三走トレバー・ストーリーが本塁へ生還した。
Q
前日の試合での吉田の内容は?
A
前日は同カードで4打数2安打2打点。初回は右前打で先制点を生み、5回は一塁への内野安打で加点。さらに三盗を決め、機動力でも貢献した。
Q
勝負の分かれ目はどこか?
A
立ち上がりの3失点が重く、3回と7回の失点には遊撃の送球ミスが絡んだ。一方で中継ぎのペイトン・トーレは3回を自責0でつなぎ、望みを残した。

初回の犠飛で先制も、終盤まであと一打出ず

初回の一振りが空気を変えた。ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、オークランド・アスレチックスとのシリーズ最終戦で、1回に犠飛を放ち、先に点をもぎ取った。それでも、試合は5-3で終わり、あと一歩は届かなかった。

立ち上がりは苦しい展開だった。先発ブライアン・ベロは初回、先頭からの被安打が続き、ブレント・ルーカーの2点本塁打を含む3連打で一気に3失点を許した。だが直後の攻撃で、トレバー・ストーリーの機動で好機が広がり、4番の吉田が右へ大きな飛球。これが犠牲フライとなり、まず1点を返した。この打球はスライダーをとらえたもので、球速85.6マイル、打球速度88.5マイル、角度54度、飛距離229フィートという内容であった。

2回にはデービッド・ハミルトンの右中間への一発で1点差。流れは戻りかけたが、3回に遊撃の送球ミスが重なり、アスレチックスに加点を許した。7回にも同じ遊撃の送球ミスがからみ、さらに1点を失った。守りで痛い場面はあったが、ストーリーは8回に中堅へ手応えある一発を放ち、打で挽回した。

吉田はこの日は4番・指名打者で先発。記録は2打席0安打1打点で、8回にはロミー・ゴンザレスが代打に入った。前日は4打数2安打2打点。初回に右前打、5回は一塁への内野安打で加点し、三盗も決めた。直近2試合で計3打点と、打点の形を作る打席が増えている。

投手陣では、ベロが4回5安打3失点(自責3)。以降はペイトン・トーレが3回を投げて被安打3、自責0、4三振と粘りを見せた。終盤はグレッグ・ワイサートが2回を無安打無失点で締め、反撃の土台は作った。相手先発のJ.T.ジンは6回2失点と要所を締め、終盤はマイケル・ケリー、ホーガン・ハリスの継投で逃げ切られた。

スコアの流れは、初回3失点、1回裏に吉田の犠飛で1点、2回の一発で1点差、3回にミス絡みで1点、7回にもミス絡みで1点、8回にストーリーの一発で再び2点差というもの。全体としては走者を出しながらも、長打と単打のつながりがもう少しほしかった。とはいえ、ここ2試合で吉田が初回に打点を挙げている点は明るい。立ち上がりで主導権を取りにいく姿は、ポストシーズンを見すえるうえでも大きい。

シリーズは1勝2敗で終了。アスレチックスの初回の勢いと、堅実な終盤の継投が一歩上回った。レッドソックスは83勝70敗となり、次カードへ気持ちを切り替える。吉田は右肩の手術と長い離脱から今季途中復帰したが、復帰戦では3安打で存在感を示した。役割は主に指名打者で、可動域を確かめながら、打席での精度を上げている段階である。

次はタンパベイ・レイズとの敵地3連戦。相手は足と守りがよく、終盤の継投も厚い。吉田は低めの変化球への対応、内寄りの速球への反応が鍵になる。初回から球数を投げさせ、甘い球を確実にとらえたい。

本日の成績(打者)

1打席目
犠飛
右犠飛で1点を返す。十分な深さの外野フライで三塁走者が生還。
1回表
2打席目
ゴロ
投手前ゴロ。二走のブレグマンは二塁へ進塁。
3回表
3打席目
飛球
ライトへのライナー性の飛球でアウト。
6回表

記録

NEXT

  • 3試合連続打点の可能性(次戦@タンパベイ・レイズ)

COMPLETE

  • 2試合連続打点(9月17日・18日)
  • 同一カード2試合で計3打点(対オークランド・アスレチックス)
  • 今季通算20打点に到達(9月18日)

次回の試合

次戦は2025年9月19日 19:35開始(現地時間/EDT)、日本時間では9月20日 8:35開始。会場はフロリダ州タンパのジョージ・M・スタインブレナー・フィールド。タンパベイ・レイズは2025年は同球場を本拠として使用する。平日ナイターのため開始時刻はやや遅めで、初回からの先制が重要になる。吉田は低めの変化球と内寄りの速球への対応が鍵である。

SNSの反応

海外の反応

  • レッドソックスは今夜、ヨシダがいなければ得点圏で0-10だっただろう。6残塁。x.com
  • マサタカ・ヨシダは打席で「積極的に打とうとしている」と語っている。昨夜のヨシダ:2-4、2打点、1盗塁。x.com
  • レッドソックスは3対14で得点圏に走者を置いている今夜。そのうちの一つがマサタカ・ヨシダの一塁へのゴロだった。レッドソックス4、アスレチックス4、8回表。x.com
  • レッドソックスは1点を返したが、もう一つの厳しいイニングで、1アウト満塁でヨシダの内野安打による打点の後、追加点を挙げられなかった。ブレグマンは引き続き苦戦中。最初の打席で強く打ったが、その後2つのポップアップ。x.com

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