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2025年9月26日 13:40

吉田正尚の最新試合レポート:ボストン・レッドソックスはトロント・ブルージェイズに6-1、勝負は6回の満塁弾

xhatenaline

stadiumRogers Centre
2025年9月26日 8:07~10:47
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BOS000000100141
TOR00000600-670
投手
Brayan Bello 53失点Justin Wilson 1/32失点Zack Kelly 2/31失点Chris Murphy 20失点
Louis Varland 20失点Eric Lauer 3 1/30失点Yariel Rodriguez 2/30失点Braydon Fisher 2/31失点Seranthony Dominguez 2/30失点Brendon Little 2/30失点Jeff Hoffman 10失点
野手
1番:Jarren Duran (LF)2番:Trevor Story (SS)3番:Alex Bregman (3B)4番:Masataka Yoshida (DH)5番:Romy Gonzalez (2B)6番:Ceddanne Rafaela (CF)7番:Nathaniel Lowe (1B)8番:Rob Refsnyder (RF)Wilyer Abreu (PH)Nate Eaton (RF)9番:Connor Wong (C)David Hamilton (PH)
1番:George Springer (DH)2番:Nathan Lukes (RF)3番:Vladimir Guerrero Jr. (1B)4番:Addison Barger (3B)Isiah Kiner-Falefa (2B)5番:Anthony Santander (LF)Myles Straw (LF)6番:Daulton Varsho (CF)7番:Ernie Clement (2B)8番:Andres Gimenez (SS)9番:Tyler Heineman (C)

6回の満塁弾で流れが一変、ボストンは終盤に1点のみ。

Q
試合はいつどこで行われ、結果はどうなったのか?
A
9月25日(現地時間)にロジャース・センターで行われ、トロント・ブルージェイズが6-1でボストン・レッドソックスに勝利した。
Q
勝敗を分けた場面はどこか?
A
6回の攻撃で、交代直後の左腕に対しダルトン・バルショが0-2から満塁本塁打を放ち、直後にジョージ・スプリンガーの2点本塁打が続いた。計6点のビッグイニングで決まった。
Q
吉田正尚の起用と直近の状態はどうか?
A
この試合は4番指名打者で先発(試合前発表のスタメン)。前日の同カードでは5回先頭に今季3号、1回には適時二塁打で計2打点を記録し、打線をけん引していた。
Q
ボストン打線のチャンスは?
A
7回にジャレン・デュランの二塁打で初安打、トレバー・ストーリーの適時打で1点。9回には満塁の好機を作ったが、あと1本が出なかった。
Q
トロント投手陣のやりくりは?
A
ルイ・バルランドが2回パーフェクトのオープナー、続いたエリック・ラウアーが10者連続で封じ、ヤリエル・ロドリゲスが勝ち投手。継投は合計7人で隙がなかった。

0-2からの満塁弾と直後の2点弾で、試合は6回に決した。

シリーズ最終戦は静かな立ち上がりだった。序盤は両軍とも走者が出ても得点に結びつかず、ボストン・レッドソックスの先発ブライアン・ベロが要所を締め、トロント・ブルージェイズはオープナーのルイ・バルランドが2回を完璧に封じた。

流れが大きく動いたのは6回だ。ボストンは先頭を打ち取ってから継投に入り、左腕にスイッチ。ここでトロントは四球と死球で満塁の好機を作り、ダルトン・バルショが0-2から高めの速球を強振。打球は右中間へ伸び、満塁弾となった。直後にはジョージ・スプリンガーが右へ2点本塁打。1イニングで6点が入り、試合の主導権は完全にホーム側へ渡った。

守りではトロントの継投が冴えた。オープナーの後を受けたエリック・ラウアーが10人連続で打ち取り、中盤の流れを固定。続いたヤリエル・ロドリゲスが勝ち投手となり、終盤は救援陣が危なげなく締めた。守備でも右翼手ネイサン・ルークスのダイビングキャッチが5回のピンチを消し、嫌なムードを断ち切った。

ボストン打線は苦しい展開だった。6回まで無安打に抑え込まれ、7回にようやくジャレン・デュランが二塁打で口火。トレバー・ストーリーの適時打で1点を返したが、反撃はそこまで。9回には死球と内野安打などで満塁の見せ場を作ったが、あと1本が遠かった。

吉田正尚はこの試合、4番指名打者で先発。相手はオープナー起用に加え、多彩な変化球で高低も厳しく攻め、的を絞りにくい展開だった。結果が出た前日までの内容は光る。9月24日(現地)の第2戦では、初回に右へ適時二塁打、5回先頭では今季3号の一発。カーブ(77.8マイル)をとらえた先制打は打球初速96.6マイル、角度16度のライナーで、狙い球を逃さない読みの良さが出た。直球系への反応もよく、速いカウントからの積極策が機能したと言える。

シリーズ全体を見ると、ボストンは初戦と第2戦を取り、カード勝ち越しを確定。そのうえで最終戦は相手の継投策と一発に屈した。チームとしてはポストシーズン進出が目前で、残り3試合は本拠地フェンウェイ・パーク。

本日の成績(打者)

1打席目
飛球
左飛。逆方向への打球も定位置。
2回表
2打席目
ゴロ
遊ゴロ。Lauerの緩い球を捉え切れず。
5回表
3打席目
四球
四球。2死から出塁しチャンス拡大。
7回表
4打席目
内安打
内野安打(三塁へのボテボテ)。満塁とするも後続凡退。
9回表

記録

NEXT

  • 今季4号へあと1本。
  • メジャーでのポストシーズン初出場が現実味。

COMPLETE

  • 9月24日(現地)ブルージェイズ戦で今季3号。
  • 同試合で適時二塁打を含む2長打2打点。
  • 9月23日(現地)同カード初戦で4打数2安打。

次回の試合

次戦は9月26日19:10開始(現地時間)/日本時間9月27日8:10、会場はフェンウェイ・パーク。相手はデトロイト・タイガース。予告先発はケイシー・マイズ対カイル・ハリソンの見込み。吉田は4番DH継続が有力で、初回の先制づくりが焦点だ。

SNSの反応

海外の反応

  • マサタカ・ヨシダは最近かなり調子が良くなってきて、今はパワーも出ています。今夜はダブルとホームランを打って、4試合連続のマルチヒットです。レッドソックス4-0、ブルージェイズ、5回表。x.com
  • マサはトロントで打つのが本当に好きですね!ヨシダが右翼深くにソロホームランを放ち、5回表にソックスのリードを4-0に広げました。x.com
  • マサタカ・ヨシダのソロボム。レッドソックスが5回表に4-0リード。ヘイターたちは激怒!@Ryblades27は沈黙!x.com
  • マサタカ・ヨシダが今季3本目のホームランを打ち、レッドソックスに4-0のリードを与えました。x.com
  • マサタカ・ヨシダがレッドソックスに最も必要な時に戻ってきました!8月8日以来のホームランを打ちました!x.com
  • マサタカ・ヨシダがソロホームランを打ってレッドソックスのリードを広げました!x.com
  • マサタカ・ヨシダの最近の33回の打球のうち20回がハードヒットで、32打数13安打(打率.406)、3二塁打、1ホームラン、0三振です。x.com

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