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2025年9月19日 10:37

鈴木誠也がノーヒット阻止の二塁打、カブスはレッズに0-1惜敗|直近試合の全打席ポイントと次戦情報

xhatenaline

stadiumGreat American Ball Park
2025年9月19日 8:15~10:14
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CHC000000000010
CIN00010000-141
投手
Colin Rea 71失点Mike Soroka 10失点
Hunter Greene 80失点
野手
1番:Michael Busch (1B)2番:Nico Hoerner (2B)3番:Ian Happ (LF)4番:Moises Ballesteros (DH)5番:Seiya Suzuki (RF)6番:Carson Kelly (C)7番:Pete Crow-Armstrong (CF)8番:Dansby Swanson (SS)9番:Matt Shaw (3B)
1番:TJ Friedl (CF)2番:Gavin Lux (DH)3番:Austin Hays (LF)4番:Sal Stewart (3B)5番:Will Benson (RF)6番:Spencer Steer (1B)7番:Elly De La Cruz (SS)8番:Tyler Stephenson (C)9番:Matt McLain (2B)

鈴木誠也が7回の一撃でノーヒット阻止、0-1で惜敗、カブスは反撃届かず。

Q
試合のスコアと相手は誰か、いつどこで行われたのか
A
相手はシンシナティ・レッズで、スコアは0-1で敗戦である。場所はグレート・アメリカン・ボール・パーク。現地時間は9月18日 7:15 p.m. ET、日本時間は9月19日 8:15 a.m.であった。
Q
鈴木誠也のこの試合での成績と見せ場は何か
A
7回の打席で二塁打を放ち、相手のノーヒットを止めた。この安打はチームで唯一の安打で、反撃の口火になったが得点にはつながらなかった。
Q
相手先発ハンター・グリーンの内容はどうだったのか
A
ハンター・グリーンが完封で勝利である。被安打1、与四球1、奪三振9の内容で、6回までノーヒットを続けたうえで、最後まで押し切った。
Q
唯一の失点はどう生まれたのか、試合の分岐点はどこか
A
4回、レッズはオースティン・ヘイズの二塁打から好機を作り、ウィル・ベンソンの適時二塁打で1点を先取した。以後は両軍の投手が踏ん張り、ここが決勝点となった。

唯一の安打は鈴木誠也の7回二塁打、ノーヒット阻止。

結論から言うと、現地9月18日の一戦は、投手戦の末に0-1で落とした。だが、鈴木誠也はしっかり爪痕を残した。7回の打席で力強い二塁打を放ち、相手のノーヒットを止めたのである。相手の先発はハンター・グリーン。速球は高めに伸び、変化球もきれいに決まった。序盤から6回まで、被安打は0という内容で進んだ。

試合の場はシンシナティ。グレート・アメリカン・ボール・パークで行われた。開始は現地時間で7:15 p.m. ET、日本時間では翌朝8:15。夜の湿気が残る中で、ボールはよく走った。カブス打線は序盤、球威に押され、ゴロや浅い外野フライが増えた。四球も少なく、走者はなかなか二塁へ進めない。投手有利の空気が、そのままスコアに出たかたちである。

均衡を破ったのは4回裏だ。レッズは先頭から良い当たりを重ね、まずオースティン・ヘイズが二塁打で出た。続くウィル・ベンソンが外角の球をうまく運び、二塁打で先制。この1点が最後まで重くのしかかった。カブス先発のコリン・レアは粘った。直球でカウントを作り、フォークやカットで打たせて取る。三振も多く、失点はその場面の1点のみである。内容は十分で、負けがつくには惜しい投球であった。

ここから見せ場だ。7回表、鈴木は先頭の打席で強く振り切った。当たりは伸び、外野の間を割る二塁打に。これでグリーンのノーヒットは消えた。この一打は、ベンチの空気を変えた。走者が得点圏に進み、球場のざわめきも増す。だが、後続が低めの球に苦しみ、同点までは届かない。ひとつの球種、ひとつのコースを振り切る勇気と、もう少しの精度がほしい、そんな場面であった。

グリーンはその後も球速が落ちない。終盤でも高めに強い直球を投げ込み、カウント先行で主導権を握る。最終回も踏ん張り、完封で締めた。被安打1、与四球1、奪三振9。数字が物語るように、支配力のある投球であった。カブスは反撃の芽を作るが、あと1本が出ない。硬い守りもあって、スコアは0のまま動かずに終わった。

チームの文脈で見ると、前日のピッツバーグ遠征でポストシーズン進出を決めた直後のカード初戦である。移動の疲れもある中で、先発と救援が最少失点でつないだのは収穫だ。打線はグリーンの高め速球に対して、早めの始動と中堅方向の意識が鍵になる。実際、鈴木の二塁打も、差し込まれず、バットの芯でとらえた好例である。次戦以降も、この「逆方向に強い当たり」をどれだけ重ねられるかがポイントだ。

鈴木個人に目を向けると、この日は二塁打で存在感を示した。守備、走塁でも集中しており、打球の追い方やベース回りも滑らかであった。直前カードでは死球で出塁する場面もあり、内容は悪くない。球をじっくり見て、甘い球だけをしっかり振る、という基本ができている。今後は高めの速球への対処と、内角球の処理が、長打へつながる鍵になる。

最後に、試合のポイントをもう一度。決勝点は4回の二塁打2本の連打。相手先発は完璧に近い投球で、カブスは唯一の好機であと一歩届かなかった。だが、鈴木の一打は確かな光である。次は、この一打をきっかけに、初回から主導権を握りたい。投手戦の中で生まれた学びを、すぐ次戦に落とし込みたいところだ。

本日の成績(打者)

1打席目
三振
2回、外角速球に空振り三振。
2回表
2打席目
飛球
5回、二塁へのポップフライで凡退。
5回表
3打席目
二塁打
7回、左翼線へ二塁打。得点機は続かず。
7回表

記録

NEXT

  • シーズン30本塁打へあと3本に迫る見込み。
  • メジャー通算100本塁打へ前進(現在82本)。
  • メジャー初のポストシーズンでの初安打達成が次の目標。

COMPLETE

  • カブスのポストシーズン進出が決定し、鈴木にとってメジャー初のポストシーズン進出が確定。
  • レッズ戦でチーム唯一の安打(二塁打)を記録し、相手のノーヒットを止めた。

次回の試合

次戦は現地9月19日 6:40 p.m. ET(5:40 p.m. CT)開始、日本時間9月20日 7:40 a.m.。場所はグレート・アメリカン・ボール・パーク。予想先発はシカゴ・カブスが今永昇太、シンシナティ・レッズがニック・ロドーロ。放送はMLB NetworkとMarqueeなど。速球派が多い相手陣に対し、鈴木は高めの速球への対応が鍵である。

SNSの反応

海外の反応

  • セイヤ・スズキがハンター・グリーンに対して大活躍: 15打数 .467打率 2本塁打 6打点 https://t.co/4BqJQSuCGgx.com
  • 🧵9/18 続き セイヤ・スズキ - .467打率 & 1.600 OPS 2本塁打 in 15打数 vs. ハンター・グリーン ショーヘイ・オータニ - .368打率 & 1.289 OPS 2本塁打 in 19打数 vs. ローガン・ウェブ ムーキー・ベッツ - .314打率 & .927 OPS 2本塁打 in 35打数 vs. ローガン・ウェブ フレディ・フリーマン - .348打率 & .853 OPS 1本塁打 https://t.co/rgj5WQrF1Vx.com

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