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2025年9月22日 19:38

鈴木誠也、8回に右前打もシカゴ・カブスは0-1惜敗|レッズ最終戦の全打席と次戦ニューヨーク・メッツ戦の見どころ

xhatenaline

stadiumGreat American Ball Park
2025年9月22日 2:40試合中
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CHC000000000060
CIN00100000-150
投手
Jameson Taillon 71失点Brad Keller 10失点
Andrew Abbott 4 2/30失点Nick Martinez 2 1/30失点Graham Ashcraft 10失点Tony Santillan 10失点
野手
1番:Nico Hoerner (2B)2番:Ian Happ (LF)3番:Seiya Suzuki (RF)4番:Carson Kelly (C)5番:Carlos Santana (DH)Moises Ballesteros (PH)6番:Dansby Swanson (SS)7番:Justin Turner (3B)Willi Castro (PH)8番:Michael Busch (1B)9番:Kevin Alcantara (CF)Pete Crow-Armstrong (PH)
1番:TJ Friedl (CF)2番:Gavin Lux (DH)3番:Noelvi Marte (RF)4番:Spencer Steer (1B)5番:Will Benson (LF)6番:Elly De La Cruz (SS)7番:Ke'Bryan Hayes (3B)8番:Jose Trevino (C)9番:Matt McLain (2B)

鈴木誠也は4打数1安打、8回に右前打も、カブスは好機逃し0-1で惜敗

Q
試合の結果とスコアはどうだったか?
A
シンシナティ・レッズが1-0で勝利した。会場はグレート・アメリカン・ボール・パーク、現地時間9月21日のデーゲームである。唯一の得点は3回、マット・マクレーンの二塁打のあと、ギャビン・ラックスの右越え二塁打で生まれた。
Q
鈴木誠也のきょうの成績と見せ場は?
A
4打数1安打である。8回にグラハム・アシュクラフトのスライダーを右前へはじき返し、終盤に走者を出した。ただし後続が続かず、得点にはつながらなかった。
Q
各打席では何が起きたのか?
A
1回はライトフライ、3回は2死一二塁で中飛、5回はニック・マルティネスの前で空振り三振、8回はアシュクラフトから右前打だった。走者一掃の場面はなく、勝負どころで一本が出なかった。
Q
投手陣の出来はどうだったか?
A
シカゴ・カブス先発のジェイムソン・タイロンは7回5安打1失点、与四球0と安定した。対するレッズは先発アンドリュー・アボットが4回2/3を無失点でつなぎ、救援のニック・マルティネス、グラハム・アシュクラフト、トニー・サンティランが零封で締めた。
Q
打線が無得点に終わった要因は?
A
チャンスでの1本が出なかった点である。チームの得点圏は0-7だった。3回の満塁機を含め、良い当たりは出たが、外野の正面と内野の好守に止められた。

3回の連打で先制を許し、好投も援護が届かなかった。

試合は現地時間9月21日、シンシナティで行われた。相手はシンシナティ・レッズ、場所はグレート・アメリカン・ボール・パークである。シカゴ・カブスは0-1で落とし、連敗が続いた。だが投手陣はよく粘った内容である。

決勝点は3回だった。先頭からではなく、1死からマット・マクレーンが左翼線へ二塁打で出た。続くティージェイ・フリードルを中飛に打ち取ったが、なお2死二塁。ここでギャビン・ラックスが右へはじき返し、二塁打で先制点が入った。この1点が最後まで動かなかった。

ジェイムソン・タイロンは制球が冴えた。7回で被安打5、失点1、与四球0、奪三振4である。初回からテンポが良く、ゴロと凡飛でアウトを重ねた。唯一の失点回も長打2本にとどまり、崩れなかった。救援のブラッド・ケラーも1回を無失点でつないだ。

対するレッズは先発アンドリュー・アボットが4回2/3で無失点。走者は出したが、要所で外野フライに打ち取った。そこからニック・マルティネス、グラハム・アシュクラフト、最後はトニー・サンティランで計9回無失点である。右腕リレーに、カブス打線はあと一歩が出なかった。

鈴木誠也は3番右翼で先発した。1回の第1打席はライトフライ。3回は2死一二塁で中飛に倒れ、先制の返しはならなかった。5回はアボットからイアン・ハップの中前打で走者が出た直後、救援のニック・マルティネスに代わると、空振り三振で回が終わった。ここは変化球の見極めがむずかしく、バットの先で空を切った。

見せ場は8回である。2死からの打席で、右腕グラハム・アシュクラフトのスライダー(約89.5マイル)を右前へ運んだ。打球はやや高い角度で上がったが、ライト前へぽとりと落ちた。打球速度は約64.8マイル、打球角は49度、飛距離は約176フィートである。続くカースン・ケリーはファウルフライに倒れ、得点には届かなかった。

この日のカブスは、走者を三塁に進める場面は作ったが、決めの1本が出なかった。チームの得点圏は0-7である。3回はマイケル・ブッシュとケビン・アルカンタラの連打で無死一二塁としたが、中堅への大飛球が続き、走者は帰れなかった。終盤9回も代打モイセス・バジェステロスの四球で走者が出たが、追加の四球のあと、見逃し三振でゲームセットとなった。

シリーズ全体を見ると、9月18日の初戦はハンター・グリーンの完封に屈し、唯一の安打は鈴木の二塁打だった。19日は四球2で出塁を重ねたが、20日は代打での1打席のみで空振り三振。21日は4打数1安打である。4戦合計は10打数2安打、四球2、長打1で、出塁率.333、長打率.300という中身だ。

チームとしてはこれで4連敗となったが、先発の内容は悪くない。タイロンのように四球を出さず、守備のリズムを作る登板が続いている。あとは打線のタイミングである。中堅から逆方向へ強い打球が増えれば、走者を返す打球も自然と増える。鈴木は低めのスライダーを押し込む感覚が戻っており、次カードでの打点に期待できる。

本日の成績(打者)

1打席目
飛球
1回表、ライトフライで3アウト目。
1回表
2打席目
飛球
3回表、二死一二塁から中飛。
3回表
3打席目
三振
5回表、マルティネスの前に空振り三振。
5回表
4打席目
単打
8回表、アッシュクラフトのスライダーを右前へ運ぶ単打。
8回表

記録

NEXT

  • 今季30本塁打まであと3本。
  • 今季90打点へあと1。
  • メジャー通算100本塁打まであと18本。

COMPLETE

  • 9月18日、ハンター・グリーンの1安打完封試合で、7回2死に二塁打。球団唯一の安打だった。
  • 9月18日〜21日のレッズ4連戦で、打率.200(10-2)、出塁率.333、長打1を記録。
  • 9月21日、8回にアシュクラフトのスライダーを右前へ運び、終盤に出塁を作った。

次回の試合

次戦は現地時間9月23日18:40開始(中部時間)、日本時間9月24日8:40開始。相手はニューヨーク・メッツ、場所はリグリー・フィールドである。連敗明けの初戦で流れを変えたい。鈴木は直近カードで出塁感覚を取り戻しており、早い回の先制打に期待したい。

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